私の勤務している上三川町本郷地区の小中学校3校では、文部科学省の研究開発特区に指定され、環境教育を推進しています。環境教育についてはこれまで、「特定の教科等は設けない。」としてきました。それを教科で行ったら?といった研究です。
研究はまだ1年目。試行錯誤しながら「とりあえずやってみよう。」という段階にあります。
さて私が担任している5年1組では、「家庭生活から環境を考えよう」というテーマで学習を進めています。先週行った授業では、「家庭で出来る環境を守る取り組みを、グループごとに15分間で30考えよう。」という学習をしました。授業の最初の段階では、「えー?無理だよ。」と言っていた子どもたち。でもやってみると意外に楽しそう。「どんな意見でも否定しないこと。どんどん出してみよう。」というと次から次へと出てきました。
子どもたちの発想って面白いですね。中には
『トイレはたまってから流す。』
『消しゴミの消しカスを練ってからまた使う。』
『寝ている。』
『なるべく息をしない。』
などというものもあり、楽しく授業が進みました。
結局、クラス全体で15分間に60のアイデアが出ました。授業後の振り返りでも「楽しかった。ぜひ家庭でやってみたい。」と意欲的な感想が多数を占めました。
環境教育。
21世紀を生きる子どもたちにとって必要な教科と成り得るような予感がしてきました。
研究はまだ1年目。試行錯誤しながら「とりあえずやってみよう。」という段階にあります。
さて私が担任している5年1組では、「家庭生活から環境を考えよう」というテーマで学習を進めています。先週行った授業では、「家庭で出来る環境を守る取り組みを、グループごとに15分間で30考えよう。」という学習をしました。授業の最初の段階では、「えー?無理だよ。」と言っていた子どもたち。でもやってみると意外に楽しそう。「どんな意見でも否定しないこと。どんどん出してみよう。」というと次から次へと出てきました。
子どもたちの発想って面白いですね。中には
『トイレはたまってから流す。』
『消しゴミの消しカスを練ってからまた使う。』
『寝ている。』
『なるべく息をしない。』
などというものもあり、楽しく授業が進みました。
結局、クラス全体で15分間に60のアイデアが出ました。授業後の振り返りでも「楽しかった。ぜひ家庭でやってみたい。」と意欲的な感想が多数を占めました。
環境教育。
21世紀を生きる子どもたちにとって必要な教科と成り得るような予感がしてきました。

鷺嶋 優一(さぎしま ゆういち)
栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭
この春、勤務校が変わりました。異動したての新鮮な気持ちをダイレクトにつづりたいと思います。そして「ICTと幸せ」についても小学校教育の視点から考えます。
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 (大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 2年)
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