2010.12.01
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

ランニングとビールの相関関係?

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長 安居 長敏

入試広報(生徒募集)業務をやっている関係で、このところ土日にも仕事があって、なかなか休日らしきものがない。

そんな中、なんとかランニングに行く時間だけは確保するように努めている。重かったカラダも、続けて走るとそれなりに順応してくるようで、日増しに軽くなっていくのが実感でき、「こりゃあ毎日走らんといかんなぁ~」と反省するばかり。

気持ちよく汗をかいた後は、すっきりシャワーを浴びて気分爽快。当然、ノドを潤そうということになり、手はビールにのびていく。

「うまいんだなぁ~、これが!」

いつだったか、あるマラソンレースで出会ったランナーさんが、「わしゃ、走った後のビールが飲みたくてランニングを始めたんや」と言っていたのを思い出す。「それが、いつの間にかビールより、レースに出たあとの爽快感の方が大きくなってきて、そうなりゃ病みつきよ・・・」と大笑いしながらも、手にはしっかり缶ビールが握りしめられていた。

確かに、ビールを飲むために走っているわけではない。でも、走る動機の一つに、おいしいビールを飲みたいっていうのもあっていいんじゃないかと思う。

「それじゃ本末転倒、健康にいいのかなぁ~?」という外野の声はこの際、シャットアウト。気持ちいいことは、カラダにイイに決まってる。

肉体的にどうのこうのという前に、精神的なストレスが問題だろう。毎日の仕事で、何が一番ツライかって、それは肉体的な疲れではなく、精神的な疲れだ。だから、何よりもココロを休めてあげないことには、疲れはなくならない。

肉体的な疲れは、それこそ休息すれば回復するし、ある程度の睡眠時間と食事が確保できれば、誰だってある程度は元気になれる。それに対して、精神的な疲れは、ただ単に休んだからといって回復するものではない。

ココロにチクリチクリと刺さった針の痛みを和らげるのは、ココロへの労りの気持ち、すなわちココロの解放だ。そのためには、何よりもココロが「気持ちイイ~!」って叫ぶような刺激が必要になる。

そう考えると、ランニングとビールって、ものすごくベストマッチングなんじゃないかと思える。どちらも単発でリラックス効果がある上に、両者が相まって一連の流れに乗ると、その相乗効果で何倍もの「気持ちイイ」が体験できる。

加えて、これからどんどん寒くなってくる中、カラダを温めるのにもその効果は絶大・・・とまあ、勝手な理屈を並べ立てて、今日もまたビール三昧!

もちろん、しっかりランニングをやった後だから、ねっ!

とはいえ、明日からまたハードな仕事が待ってるよ。くれぐれも充電し過ぎないように気をつけて・・・っと。

安居 長敏(やすい ながとし)

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長
私立高校で20年間教員を務めた後、コミュニティFMを2局設立、同時にパソコンサポート事業を起業。再び学校現場に戻り、21世紀型教育のモデルとなる実践をダイナミックに推進中。

同じテーマの執筆者
  • 樋口 万太郎

    京都教育大学付属桃山小学校

  • 大谷 雅昭

    群馬県藤岡市立鬼石小学校 教諭

  • 川村幸久

    大阪市立堀江小学校 主幹教諭
    (大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 2年)

  • 深見 智一

    北海道公立小学校 教諭

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop