2010.11.11

ＮＨＫのデジタルコンテンツを知ってますか？

栃木県河内郡上三川町立明治小学校　教諭　鷺嶋優一

11月5日、横浜で視聴覚教育研究大会がありました。
私は分科会での発表があり参加しました。
与えられたテーマは「放送教育」
最近はあまり聞かない言葉ですが、NHK学校放送番組の活用を中心に研究しました。
子供のころ、授業でNHKの学校放送番組を見た思い出のある方も多いのではないでしょうか。
私もよく授業で見せてもらいました。視聴してとても楽しかった思い出があります。
その活用についての研究です。
最近のNHK学校放送番組はテレビだけでなく、NHKデジタルコンテンツとしてWeb上でも見られます。しかもすごいことに「クリップ」といって細切れで部分的に見られる機能もあるのです。
またWebページ上では、あらすじやワークシートまでそろっているものもあり、至れり尽くせりです。
そんなコンテンツを無料で利用できるのですからこれは使わない手はありません。
もちろんWeb上にはNHK以外にもさまざまなコンテンツがそろっているわけですが、NHKデジタルコンテンツの優れているところは、15分の番組にストーリー性があること。
「見ているだけでおもしろい。」
「引き込まれる」
そんな作りになっているのです。
例えば社会科でいえば、「自動車の安全性について20年も研究している人」が登場したり、「キャベツを愛情込めて育てて出荷している人」が登場したり。そんな人に感心したり、感動したり。あんな人になってみたいなあと思ってみたり。子供だけでなく、教師も思ってしまいます。
また理科では、素人にはとても撮影できない高画質で精密な画像。マクロの世界もミクロの世界も用意されています。

そんなすごさを共有する仲間の先生方と発表してきました。
まだNHKデジタルコンテンツを活用したことのない人はぜひ一度ご覧あれ！