2010.07.14
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十分に構想を練って、一気に作業・・・これ極意!

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長 安居 長敏

このところ、まとまった資料づくりや実態分析等、けっこうボリュームのある仕事をしなければならないことが多い。そんな時、まず頭の中で構想を組み立て、出来上がったところで、それを一気に形にするパターンでいくと、意外にストレスなく仕上がることがわかてってきた。

いくつもの仕事を同時並行で進めていかなければならない中、ある程度の規模の仕事(作業といってもいいかな)は、早くから取りかかり、少しずつ完成させていく方法だと、かえって余計な時間がかかってしまう。

ただ、ギリギリまで考えないでいると、土壇場でどれくらいの時間がかかるか、先が読めなくなったり、大事なことを忘れたりと、焦ってミスを誘発する原因にもなり兼ねない。だから、構想だけは早くから頭の中であたためておくことが必要だが、作業はやり始めたら一気に終わらせる方がいい。

期限にあわせ、作業に必要な時間をまとめて確保し、そこで集中して終わらせてしまう。やり始めたら一気集中、他のことはひとまず横に置いて、ゴールまで一直線って感じでいけば、気分的にもやりきったという満足感が得やすい。

また、原稿書きなど、あらかじめ大意を決めておいて、大まかな流れが頭の中にあれば、これだけの時間・・・って決めてキーボードをたたき始めると、文章が一気にあふれ出るかのように作業がはかどるものだ。

「じっくり構想、一気に作業」

いくら大きなプロジェクトでも、それぞれの中身を見ていけば、ある程度まとまった業務がつながりあっていることに気づく。パーツを組み合わせてブロックを作り、そのブロックをつなぎ合わせて製品にしていくような、そんなイメージ。だから、集中してできる範囲のブロック単位の仕事にしてやれば、何も恐れることはない。

食べられる大きさに切って、口に放り込めばいいのだ!

安居 長敏(やすい ながとし)

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長
私立高校で20年間教員を務めた後、コミュニティFMを2局設立、同時にパソコンサポート事業を起業。再び学校現場に戻り、21世紀型教育のモデルとなる実践をダイナミックに推進中。

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