2010.07.08
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水中&昆虫ハンター出動!

軽井沢SOBO 代表 今野 篤

まだムシムシする今日この頃ですが、日に日に夏が大接近してます。夏は海に山にと、大変ワクワクする時期でもあります。先日一足先に、都会の子供達と川と山に遊びに行ってきました。ちびっこ水中&昆虫ハンターを結成して。さて、どんな得物がGETできたのかな。

川で魚を捕まえるポイントは…。それは仕掛けを作ること。そのための秘密兵器用意。その名もズバリ「魚キラー」。名前のセンスはちょっとあれですが、その効果は凄まじい。網の中に餌をセットして10分20分、水の中に置いておくと…。


魚キラーを仕掛けて待っている間、網で水の中を探ってみます。すると網には、アメンボ、ムツゴ、ハゼ、ゲンゴロウ、スジエビなどが引っ掛かります。子供達は一匹捕まえるごとに歓喜の叫びです。この日はスジエビが大量に捕れたので、晩のおかずは海老フライかな?

また、水辺にはたくさんの昆虫がいます。なにやら大量の青いトンボが飛行してます。これは青イトトンボといって、名の通り青く糸のように細いトンボです。またコシアキトンボといって、腰の部分が開いて見えるユニークなトンボも多く飛行してます。女の子はやっぱりチョウチョが好き。みな子供達の網に吸い込まれていきます。

草むらに行けば、今度はなにやらぴょんぴょん飛び跳ねる物体が…。そうですカエルくんの登場です。驚くことに男の子だけでなく女の子までもがカエルを競うように捕まえ、多い子はなんと30匹以上(!?)のカエルを捕まえてみせます。カエルが入った虫かごは、そりゃ凄まじいものがあります。それを見たお母さんは必ずといって「ぎゃっー!」と悲鳴をあげます。その反応が面白い。


ムシ捕りを終えて、先程仕掛けた魚キラーを引き上げてみます。すると…。網の中にいるわいるわお魚くん達がうようよと。数cmくらいの魚が50から100匹はいるのではないでしょうか。その中にひときわ目立つ魚がいます。大きさは20cmぐらい。ものすごく跳ねて元気がいい。この魚の正体はフナ。思わぬフナの登場でみな大興奮。やったね。みんな名ハンターだ!

こうやって子供と水辺で遊んでいると、ふと子供の頃したザリガニ釣りや虫捕りを思い出します。泥んこになってよく母親に怒られました。今の子供達が同じ様に魚や虫に興味を持ってくれて、なんだかホッとします。だからお母さん、子供を叱らないでくださいね。だって彼らは遊びながら、自然から多くのことを学んでいるのですから。山、川、海、全部自然の教科書なのです。
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今野 篤(こんの あつし)

軽井沢SOBO 代表
学生時代、自転車でアラスカ1,500kmを縦断。2008年、住み慣れた千葉から、大自然で子どもを育てるべく長野の軽井沢に移住。毎日がアウトドア、四人の子どもを持つ。

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