2010.07.03

整いましたぁ!

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校　教諭　北川誠

教育つれづれ日誌読者の皆様、大変ご無沙汰しております。
もうお忘れになった方もいらっしゃるかもしれませんが、以前この欄で書かせていただいていた埼玉で小学校教師を続けている北川です。
え、思い出して下さった？　
そいつは大変ありがたい。感謝状をお送りしたいくらいです。（笑）
イレギュラーながら今回のコラムより復帰（？）しました。月１回の連載になりますがよろしくお願いします。

さて、今回のテーマは今教室で大ブレイクの「謎かけ」です。
言葉遊びである謎かけはそのルーツをたどっていくと禅問答とか公案といった、仏教の修行に行き当たります。
でもそんなことは気にしないで言葉遊びとして古くからあるものです。

それにしてもＷコロン・ねづっちさん凄いですね。
あのボキャブラリーと頭の回転の早さは驚異です。
なぞかけが再評価され、古典芸で小学生の間でブレークするとは、元落研（落語研究会）出身の私としても嬉しいです。

さっそく子どもたちに教室でも作らせてみました。（テストの答案用紙の裏です。）

試合の前とかけまして、
　車とときます。
　その心は
　どちらも「円陣（エンジン）」がつきものです。（男）

理科とかけて
　ニュースとときます。
　その心は
　どちらも「事件（実験）」があります。（男）

学校とかけまして
　中国の昔とときます。
　その心は
　どちらも「校庭（皇帝）」が必要です。（女）

同じく学校とかけまして
　計量スプーンとときます。
　その心は
どちらも「大小中」があります。（女）
どうですか？　なかなかのものでしょう。（どこかで聞いたことがあるのもありますが…）

最後に女の子が作った私が好きな謎かけをひとつ。

高級フラワーショップとかけまして、
　えらい人とときます。
　その心は
　どちらも「花（鼻）」が高いでしょう。

お後がよろしいようで。

※写真は学校の風景、第１回は理科室です。
　