2010.06.24
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PTA活動開始! ~PTA新聞発刊にあたって~

軽井沢SOBO 代表 今野 篤

 この春からPTA教養部の部員として活動している。正直、PTA活動をよく理解していなかった私は、やはりよくワカラナイうちに教養部になってしまった。聞くところによると教養部の仕事は主に2つ。ひとつはPTA新聞の発刊で、もうひとつはPTA講演会の開催である。

 「新聞」と聞いた瞬間スイッチが入った。「新聞」は好きである。小学校4年生の時、学級新聞『すずらん』の編集長をやったし、夏の自由研究はいつも新聞調にまとめて発表、中学時代は新聞委員だったのだ。新聞づくりは楽しいのだ。

 我が小学校のPTA新聞の名前は「あさま」という。浅間山に一番近い小学校に相応しい名前だ。第1回目の発刊は6月で全4ページ。新しく赴任した校長先生、教頭先生の作文を巻頭に持ってきて、中の見開きには新1年生の紹介、裏には先生方の紹介をまとめてみた。

 先生方の紹介はインタビュー形式にし、「子供の頃の夢」「給食のおすすめメニュー」「無人島に行くとしたら何を持って行く?」の3つの質問をした。我々特派員びっくりの珍回答の続出で、笑いが止まらない。そのエピソードをいくつかご紹介したい。

 やはり子供の頃の夢は、圧倒的に「先生になりたい」が占めていたが、「パイロット」「スチュワーデス」組も負けていなかった。給食のおすすめメニューの回答はバラエティ豊かだったが、「カミカミサラダ」というなにやら美味しそうなサラダを答える先生が多かった。う~ん、食べてみたい!

 無人島の回答には本当に笑わせてもらった。例えば、「虫よけスプレー」「体重計」「湯たんぽ」「愛用のマクラ」「布団」「カッパ」「酒」などなど。先生、無人島ですよ! 本当に先生でよかったです(笑)。でも酒は付き合いますよ!

 新1年生には「将来の夢」と「とっておきの宝物」を聞いてみた。ケーキやさん、サッカーせんしゅ、やきゅうのせんしゅ、くるまやさん、アイスクリームやさん、おはなやさん…、子供の夢はいつ聞いても微笑ましいなぁ。大事にしているおもちゃを答える子供が多かったが、「いもうと」「かぞく」なんて思わず唸ってしまう回答もあった。なかなか言えない。


 新聞づくりで始まった我がPTA活動。まだまだ分からない点も多いが、先生の協力がこんなに得られるなんて予期せぬことだった。その分随分と助けられ、なんとか今回の「あさま」の発刊に至った。先生方、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

PTA活動とは、先生・地域の保護者・生徒の3連携なのだ。
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今野 篤(こんの あつし)

軽井沢SOBO 代表
学生時代、自転車でアラスカ1,500kmを縦断。2008年、住み慣れた千葉から、大自然で子どもを育てるべく長野の軽井沢に移住。毎日がアウトドア、四人の子どもを持つ。

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