”ある日~、森の中、くまさんにであった~”は、有名なくまさんの歌だが、
もし本当にクマに出会ったらどうしますか?
子供達にこの質問を投げかけると、決まって半分くらいの子から「死んだふり」、そして残りの半分が「逃げる」と返ってくる。時たま「戦う」という、勇敢なのか無謀なのかワカラナイ子供もいる。
軽井沢は町の面積の半分が国有林という、極めて自然に恵まれた立地になっている。森がある、それは同時に多くの動物が住んでいることを意味している。これからの季節多くの動物が見られ、我家にもカッコウ、キジ、キツツキがたびたびやってくる。キツツキの木を突付く姿は、なんだかおかしい。少し離れた森には、イノシシ、モモンガ、シカ、そして…、クマが住んでいるという。
そんなクマに遭遇したらどうするか。先日、子供の通う学校でレクチャーがあった。その名はズバリ「クマ学習」。
1.10mはなれたところで熊と出会ったら、どうしますか?
→落ち着いて静かにその場から離れる
2.足を踏み鳴らしたり、前や後に行ったり来たりしたら?
→クマの動きを確認しながら、落ち着いてすみやかにきた道を戻る
3.万が一、熊が向かってきたら、どうしますか?
→背中とお腹を守るポーズをとる
4.子熊が目の前を歩いています。どうしますか?
→すみやかにその場所から離れる。子熊の近くには、母親熊がいるから気を付ける
5.熊と出会わないようにするには、どうしたらよいか?
鈴を鳴らしながら、友達(2~3人)と一緒に帰りましょう
6.川の流れが激しい場所の近くでは、どうしますか?
大きな鈴の音、手をたたくなどしましょう
いわゆる、後ず去りで逃げるのが正解である。決して背は見せてならない。う~ん、本当にクマに遭遇したらできるか不安だ。
クマを含む森の動物達は、本来臆病である。しかし現在、その領域に文明が入り込んでしまっている。だから文明と自然が共存するためにも、私達は必要以上に彼らの領域を犯してはならない。これが自然界の掟である。動物たちには迷惑以外のなにものでもないのだ。
もし本当にクマに出会ったらどうしますか?
子供達にこの質問を投げかけると、決まって半分くらいの子から「死んだふり」、そして残りの半分が「逃げる」と返ってくる。時たま「戦う」という、勇敢なのか無謀なのかワカラナイ子供もいる。
軽井沢は町の面積の半分が国有林という、極めて自然に恵まれた立地になっている。森がある、それは同時に多くの動物が住んでいることを意味している。これからの季節多くの動物が見られ、我家にもカッコウ、キジ、キツツキがたびたびやってくる。キツツキの木を突付く姿は、なんだかおかしい。少し離れた森には、イノシシ、モモンガ、シカ、そして…、クマが住んでいるという。
そんなクマに遭遇したらどうするか。先日、子供の通う学校でレクチャーがあった。その名はズバリ「クマ学習」。
1.10mはなれたところで熊と出会ったら、どうしますか?
→落ち着いて静かにその場から離れる
2.足を踏み鳴らしたり、前や後に行ったり来たりしたら?
→クマの動きを確認しながら、落ち着いてすみやかにきた道を戻る
3.万が一、熊が向かってきたら、どうしますか?
→背中とお腹を守るポーズをとる
4.子熊が目の前を歩いています。どうしますか?
→すみやかにその場所から離れる。子熊の近くには、母親熊がいるから気を付ける
5.熊と出会わないようにするには、どうしたらよいか?
鈴を鳴らしながら、友達(2~3人)と一緒に帰りましょう
6.川の流れが激しい場所の近くでは、どうしますか?
大きな鈴の音、手をたたくなどしましょう
いわゆる、後ず去りで逃げるのが正解である。決して背は見せてならない。う~ん、本当にクマに遭遇したらできるか不安だ。
クマを含む森の動物達は、本来臆病である。しかし現在、その領域に文明が入り込んでしまっている。だから文明と自然が共存するためにも、私達は必要以上に彼らの領域を犯してはならない。これが自然界の掟である。動物たちには迷惑以外のなにものでもないのだ。



今野 篤(こんの あつし)
軽井沢SOBO 代表
学生時代、自転車でアラスカ1,500kmを縦断。2008年、住み慣れた千葉から、大自然で子どもを育てるべく長野の軽井沢に移住。毎日がアウトドア、四人の子どもを持つ。
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