4月半ばになっても寒い日が多い。そう言えば2年前の今頃、寒さに震えながら地鎮祭をしたっけ。そんな寒さが残る軽井沢だが、春はところどころにやって来てる。先日、その春を探しに子供達と山に入ってみた。さてどんな春が見つかったのだろうか。
「あった!」。
「こっちにも!」。
「おおっー!」(私)。
子供達が大声をあげるのも無理もない。溶けかけた雪の下から出てきたのは、春の味覚“ふきのとう”である。ふきのとうは、てんぷらであげてもよし、フキ味噌にしてもよし、ご飯にお酒にお父さんの最高の友である。だからこっちも声をあげずにはいられない。
ふきのとうは都会の子供達にも大人気だ。彼らと「山菜ハンター」を結成し、山のある秘密の場所に行く。そこは“ふきのとうの里”と呼ばれるのに相応しく、あたり一面ふきのとうがゴロゴロしている。
そこに着くと、みな我先にふきのとうを取り始める。そしてしばらく経つと、必ずと言って奪い合いになる。恐るべしふきのとう。今年は、是が非でも“たけのこの里”を見つけたい! チョコではありませんよー。
ふきのとうも取り尽くし、山から降りる際、よくたんぽぽを摘んで帰る。意外や意外、たんぽぽを食べられることを知っている子供の少ないこと。お浸しにすると美味しいのになぁ。ちなみにつくしも食べられる。
もう少しすると、我が家の庭にも“ウド”や“たらの芽”が生えてくる。これも待ち遠しい春の味覚である。このふたつは油炒めや味噌汁に入れると、これまた最高の友になる。まだかまだかと、みんなで唸っている(私だけ?)。
春は、ふきのとう、うど、たらの芽、たけのこを求めて山菜取りに。
夏は、野いちご、桑の実を求めて果物狩りに。
秋は、栗、どんぐりを求めて木の実拾いやキノコ狩りに。
これが山のご馳走スタイルなのだ。
「あった!」。
「こっちにも!」。
「おおっー!」(私)。
子供達が大声をあげるのも無理もない。溶けかけた雪の下から出てきたのは、春の味覚“ふきのとう”である。ふきのとうは、てんぷらであげてもよし、フキ味噌にしてもよし、ご飯にお酒にお父さんの最高の友である。だからこっちも声をあげずにはいられない。
ふきのとうは都会の子供達にも大人気だ。彼らと「山菜ハンター」を結成し、山のある秘密の場所に行く。そこは“ふきのとうの里”と呼ばれるのに相応しく、あたり一面ふきのとうがゴロゴロしている。
そこに着くと、みな我先にふきのとうを取り始める。そしてしばらく経つと、必ずと言って奪い合いになる。恐るべしふきのとう。今年は、是が非でも“たけのこの里”を見つけたい! チョコではありませんよー。
ふきのとうも取り尽くし、山から降りる際、よくたんぽぽを摘んで帰る。意外や意外、たんぽぽを食べられることを知っている子供の少ないこと。お浸しにすると美味しいのになぁ。ちなみにつくしも食べられる。
もう少しすると、我が家の庭にも“ウド”や“たらの芽”が生えてくる。これも待ち遠しい春の味覚である。このふたつは油炒めや味噌汁に入れると、これまた最高の友になる。まだかまだかと、みんなで唸っている(私だけ?)。
春は、ふきのとう、うど、たらの芽、たけのこを求めて山菜取りに。
夏は、野いちご、桑の実を求めて果物狩りに。
秋は、栗、どんぐりを求めて木の実拾いやキノコ狩りに。
これが山のご馳走スタイルなのだ。

今野 篤(こんの あつし)
軽井沢SOBO 代表
学生時代、自転車でアラスカ1,500kmを縦断。2008年、住み慣れた千葉から、大自然で子どもを育てるべく長野の軽井沢に移住。毎日がアウトドア、四人の子どもを持つ。
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