2010.04.08
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新社会人の皆さんへ 3つの『い』を大切に

栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭 鷺嶋 優一

 新社会人の皆さん。おめでとうございます。
 みなさんへ、(勝手ながら)私の今年度のモットーを贈ります。
 それは・・・「3つの『い』」から始まる言葉です。

★1つめの『い』:「いいかげんがいい」
 この言葉は、諏訪中央病院長である鎌田實先生の著書「いいかげんがいい」(集英社)のタイトルでもあります。数ヶ月前、私はいろいろな仕事がすべてピークを迎え心身ともに疲弊していました。たくさん寝ても疲れが取れず、笑顔になれない日が続きました。そんなときに出会ったのがこの本でした。
「いい加減な生き方を日本人は嫌ってきた。いい加減を超えて、もっともっとがんばらないと許されない。でもこれでは幸せになれない。いい生活といい仕事の加減が大切」なるほどと思いました。新年度は特に力が入りすぎる時期。いい意味でのいい加減を身に付けたいものです。

★2つめの『い』:「胃を大切に」
 歓迎会等でお酒を飲む機会が多いでしょう。職場の仲間と楽しくお酒が飲めるのはとても楽しいことですね。でも現代はストレス社会。上手く付き合わないとますますストレスを抱えてしまいます。ほどほどに。(我が家では時々ノンアルコールビールが夕食時に登場するようになりました。これが意外にいける!)

★3つめの『い』:「意志はもち続けよう」
 その1で「いい加減」について書きましたが、いざ実践しようとするとこれが容易ではないと感じました。つまり「いい加減=中途半端」になってしまいがちで、達成感が得られないのです。ではどうしたらよいか。
私は「意志をもち続けること」だと思います。
 
 あせらなくていい。
 時間がかかってもいい。
 自分の思いを大切に。
 一歩一歩着実に進めよう。
 何かを犠牲にしながら進めるのではなく。
 結果を早急に求めるのではなく。
 謙虚に。

 どうぞ新社会人の皆さん。新しい職場での1年目。よいスタートを切られることを祈っています。
 
 さて、つれづれ日誌第7期。私鷺嶋優一は、「ICTと幸せ」について考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

鷺嶋 優一(さぎしま ゆういち)

栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭
この春、勤務校が変わりました。異動したての新鮮な気持ちをダイレクトにつづりたいと思います。そして「ICTと幸せ」についても小学校教育の視点から考えます。

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