新年あけましておめでとうございます。
2010年が明けました。
我が家は昨年暮れから正月にかけて静かな日々でした。
実は長男(中2)が、オーストラリアにホームステイに行っていたのです。
11月、某研修協会が主催するホームステイの募集記事が新聞に載っていました。
「お前行くか?」
と息子に声をかけると、
「うん。行く。」
と二つ返事。
出発日まで嫌な顔一つ見せずに旅立ってしまいました。
親心というのは変なもので、行かせておきながら心配ばかり。特に飛行機に乗っているだろうと思われる時間帯はどきどきでした。
帰国したあと、「何が一番心に残った。?」
と聞くと、
(1)ホームステイ先の老夫婦の思いやりがうれしかったこと。
(2)いっしょに行った友達や引率の大人の方とのうれしい出会い。そしてつらい別れがあったこと。
との答えが返ってきました。
私は意外に感じました。
見学したことや体験したことがたくさんあっただろうに、そういうことではなく、心に残ったのは「人」だったのです。
うーん。昔から「かわいい子には旅をさせろ」とよく言いますが、本当にそう思います。親ばかですが、息子が少し成長したような気がしました。
今の日本。物や情報があふれ、子どもたちもその恩恵を受けています。でも日常生活で、実は人との濃厚なふれあいが逆に乏しいのではということを感じました。前回のブログ「強制的団らん」が必要だということも納得がいきます。
ネットの対極にあるものとしての「人と人とのふれあい」を大切に、2010年、皆様とともにがんばっていきたいと思います。
2010年が明けました。
我が家は昨年暮れから正月にかけて静かな日々でした。
実は長男(中2)が、オーストラリアにホームステイに行っていたのです。
11月、某研修協会が主催するホームステイの募集記事が新聞に載っていました。
「お前行くか?」
と息子に声をかけると、
「うん。行く。」
と二つ返事。
出発日まで嫌な顔一つ見せずに旅立ってしまいました。
親心というのは変なもので、行かせておきながら心配ばかり。特に飛行機に乗っているだろうと思われる時間帯はどきどきでした。
帰国したあと、「何が一番心に残った。?」
と聞くと、
(1)ホームステイ先の老夫婦の思いやりがうれしかったこと。
(2)いっしょに行った友達や引率の大人の方とのうれしい出会い。そしてつらい別れがあったこと。
との答えが返ってきました。
私は意外に感じました。
見学したことや体験したことがたくさんあっただろうに、そういうことではなく、心に残ったのは「人」だったのです。
うーん。昔から「かわいい子には旅をさせろ」とよく言いますが、本当にそう思います。親ばかですが、息子が少し成長したような気がしました。
今の日本。物や情報があふれ、子どもたちもその恩恵を受けています。でも日常生活で、実は人との濃厚なふれあいが逆に乏しいのではということを感じました。前回のブログ「強制的団らん」が必要だということも納得がいきます。
ネットの対極にあるものとしての「人と人とのふれあい」を大切に、2010年、皆様とともにがんばっていきたいと思います。

鷺嶋 優一(さぎしま ゆういち)
栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭
この春、勤務校が変わりました。異動したての新鮮な気持ちをダイレクトにつづりたいと思います。そして「ICTと幸せ」についても小学校教育の視点から考えます。
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