2009.11.26
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家でアウトドア

軽井沢SOBO 代表 今野 篤

我が家には、ぶらんこと滑り台、鉄棒、丸太渡りがあり、いつも大はしゃぎである。よく怪我しないものだ。先日、長女(小2)がのこぎりで指を切った。結構深く切ったようで、傷跡が生々しい。ある程度、自然の中に放任しているので、この程度の怪我は、我が家では致しかたない。

ぶらんこと滑り台のセットは、昨年家を建てた際、記念に作ってみた。近所で、ぶらんこのある家と言えば、誰でもわかってくれる。日曜大工で1週間ほど費やしたが、なかなかの出来栄えで完成した。

ぶらんこは2つしかないために、よく勃発戦争が起きるが、一応仲良く遊んでいるようである。しかし、勢い余ってよく落ちている。

昨年引っ越してきた当時、滑り台をひとりでできなかった次女(年少)も、今では飛び出す勢いで滑走している。滑り台の横には、縄ハシゴが付いていて、長女はよく登っている。もはや完全に野生の猿だ。滑り台の下にある小さな砂場は、三女(2才)のお気に入りの場所。

ぶらんこと滑り台の脇には、鉄棒がある。これは、昨年の長女の誕生日プレゼントである。鉄棒が好きな長女は、以前住んでいたマンションでは、よく日が暮れるまで公園で鉄棒をしていた。

しかし、軽井沢に引っ越してきて、近所に鉄棒がある公園がなかった。そこで、日曜大工で、苦労を重ね制作しプレゼントした。長女は今日もクルクル回っている。

丸太の平均台も手作りである。実はこの丸太、家を建てるときに伐採した木なのである。我が家は、カラマツ林の中に立っており、カラマツの宝庫なのである。このカラマツ、今の時期は黄金色となり、空とのコントラストが美しい。その他、カラマツの切り株の椅子もある。

庭の真中には、大きなどんぐりの木が生えている。ここでは木登りが熱い!
長男(年長)を筆頭に、みんな登る登る。近いうちにツリーハウスを建てて、子どもの憩いの広場にしたい。隠れ基地は、少年時代の良き思い出である。

ひと通り遊んでお腹がすいたら、焚火でおやつ作り。人気No.1レシピは、焼きマシュマロ。とろける感覚は、何とも描写しがたい味である。また、外で飲むコーヒーの美味しいこと。

アウトドアを通じての子供との触れ合い。いつの日か、子供達はこれらの遊具で遊ばない日がくるが、それぞれに家族の思い入れがあり、大切なものである。
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今野 篤(こんの あつし)

軽井沢SOBO 代表
学生時代、自転車でアラスカ1,500kmを縦断。2008年、住み慣れた千葉から、大自然で子どもを育てるべく長野の軽井沢に移住。毎日がアウトドア、四人の子どもを持つ。

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