2009.07.17
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できない理由を探す、愚か者

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長 安居 長敏

このところ、予期せぬ仕事が次々と入ってきて、時間のやりくりに苦労している。

まあ、もともと学校というところは、予定通り物事が進むような現場ではない。

相手は、生きた人間だ。

プリントづくりをしようとパソコンに向かった途端、やれ「鼻血が出た」と職員室に飛び込んでくる生徒がいたり、「大変だぁ~」と(たいていどうでもいいことなんだけど)血相を変えて駆け込んでくる生徒がいたり、そのたびに仕事が中断され、どんどん後回しになっていく。

そうこうしているうちに空き時間が終わり、やおら授業が続くと、あっという間に一日が終わってしまい、「これもできなかった」「あれも残っている」と、放課後、残った仕事をまとめてするハメになってしまう。

一日の流れがこんな状態だから、一週間、一か月スパンで考えたら、それこそ予定があってないようなもの。

・・・というより「予定が立たない」。

だから「行き当たりばったり」「テキトーに」ということではなくて、何が起こっても「幅広いココロで柔軟に対応できる」「しなやかな臨機応変さ」が必要になってくる。

予期せぬ出来事に出会ったとき、どんな対処をするか・・・

すべてはそれで決まるといってもよい。

そんなの予定にないからと、「できない理由」を並べ立てて我が身に振りかからぬようにするか、「これも何かの縁」だと引き受け、やることで得られるものを探すか、その差は大きい。

予定を変えたくない
波風を立てたくない
現状維持が安心だ・・・

そう考えている人が、世の中にどれほど多いことか。
ちょっと周囲を見渡しただけでも、あそこにも、ここにも、気がつけばほとんどそうだという場面も少なくない。

そんな人たちは、どうしても「できない理由」を探し、自分を正当化しようとする。

間違っていると感じているから、”正当化”するんじゃないの?
そんなこと考えている暇があったら、さっさとやったらどうなの?

困難は、乗り越えるためにあるんだぜ!

安居 長敏(やすい ながとし)

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長
私立高校で20年間教員を務めた後、コミュニティFMを2局設立、同時にパソコンサポート事業を起業。再び学校現場に戻り、21世紀型教育のモデルとなる実践をダイナミックに推進中。

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