2009.02.04
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学級騒動記(7)  D1グランプリで大騒ぎ

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭 北川 誠

 プロフィールにもありますが、私はダジャレを立派な日本の文化と考えています。
ダジャレというとおやじギャグ、寒い~、くだらない等先入観で明らかに不当な扱いを受けていますが、ダジャレを考えることで日本語の持つ言葉のおもしろさ、言葉の見立て、同音異義語を学習できる極めて知的で教育的な活動だと考えています。
(そんなのうそだと思われる方、その証拠として事実4年生の国語の教科書にも載っていますよ。)

そこでダジャレの持つ奥深さ(?)を少しでもこどもたちに伝えたく学級活動でレクレーションの時間を使って試験的ではありますが子どもたちの日本語とユーモアのセンスを試し、そして脳を活性化させる目的で仮称「5年1組第1回D(ダジャレ)-1グランプリ」を開催しました。

その中からいくつか作品を紹介します。
・シャベルカーがしゃべるか! 
・鶏肉のてんぷらとりにいく。
・みかんがみっかんない。
・ソースがおいしそーすね。
・おれたちのオレンジ。
・サンタの三択問題。
・キャベツに虫がついている。キャー別のにして。 
・モヤシを燃やした。
・アヒルが寝坊した。あっ昼だ!。
・おもての石重て~い。
・このからあげ辛~!あげるね。 
たった10分ぐらいでしたがでるはでるはどこかで聞いたこともあるようだけどどれもこれも頭の回転が速い、いいセンスしていると思いませんか?。 

ダジャレ創作後無記名で投票を行い特にみんなの支持を集めた作品がこの2作です。

(最優秀グランプリ)コンドル地面につっこんどる。(A君)
(優秀準グランプリ)プリンを食べてお肌プリンプリン。(Bさん)

今回は子どもらしい分かりやすく可愛い作品に人気が集まりました。

 さあ、クラスでこのダジャレブームがつづくか?そしてこの大会を2回以上続けることができるかは子どもたちが授業中でもダジャレばかり言う担任を尊敬の方向に改めることができるかどうかにかかってますね。(笑)

 ※写真は愛すべきクラスのダジャラーたちです。
 
RIMG0047.jpgRIMG00482.jpg

北川 誠(きたがわ まこと)

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭
「駄洒落」を立派な日本の文化・言葉の見立てと考え、子どもたちからは「先生 寒~い」と言われてもめげず連発してます。モットーは「花には水を人にはユーモアを」。

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