2008.08.20
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

自分の仕事について

株式会社内田洋行 教育総合研究所 山田 智之

この記事が公開されるのは8/20。もう夏休みも終盤ですね。
先生方は研修に、保護者の皆様はお子様の相手に(?)忙しくされていることと思います。
私も先週は夏休みを頂き、地元に帰省してリフレッシュしてきました。

---
帰省すると当然、親戚や旧友に会う機会があります。
毎度のことですが、会話は「今(仕事)何してるの?」からスタートすることがほとんどです。
久しぶりに会う同級生の職種は多種多様。記者、プログラマー、パティシエ、建築業、もちろん学校の先生もいます。
そして、私は毎回この説明に苦労します・・・。
「教育機器の営業です」「商品の企画です」「SEです」と簡潔に説明できるポジションではないので、どうしても説明が長くなってしまうのです。

そういえば、「内田洋行教育総合研究所」の仕事について、第2回目の記事で少し触れたきりでした。
今更ではありますが、当研究所の紹介をさせて頂ければと思います。

---
当研究所では主に次の4つの業務を行っています。

1)省庁及び外郭団体などからの事業受託、研究推進
2)大学や各種教育機関との共同研究
3)NewEducationExpoをはじめとする教育関連イベントの運営、共催、学会発表
4)教育コミュニティサイト「学びの場.com」の運営

大きく分けて、前半2つが成果を生み出すための「研究」の仕事。
後半2つが成果を発信・普及するための「アウトプット」の仕事です。

それぞれについて少し詳しくご説明します。
まず1)についてですが、各省庁や団体が募集する様々な調査研究・開発事業のうち、教育の情報化や産業人材育成、教育コンテンツ開発など「これからの教育」を創っていく事業に積極的に応募し、受託をしています。
例えば以前の記事でご紹介した
「電子黒板普及推進に資する調査研究事業」(http://edusight.uchida.co.jp/e-iwb/)がこれにあたります。他にも、学びの場.comのトップページからリンクしている「ICTメディアリテラシー育成プログラムの普及・検証事業」などを受託してきました。

2)については、大学や各種機関と共同で「学校webサイトの分析と、作成しやすい・閲覧しやすいwebサイト作成ツール(CMS)の開発」「教員の業務分析と効率化に関する研究と教員向け情報配信システムの開発」などをテーマに取り組んできました。
現在は、以前の記事でもご紹介した「UNIQUEプロジェクト」でICTを活用したときの学校の業務改善についてや,理想の学習環境などをテーマに,調査・研究・開発を行っています。(http://www.manabinoba.com/index.cfm/8,9880,21,133,html

これら1)、2)の業務成果を3)、4)で積極的に発信しています。

オフラインでの成果発信としては3)のイベント開催や学会発表が挙げられます。
記事でも何度も登場している「NewEducationExpo」など、教育関連イベントで精力的に成果発表を行っている他、調査研究によって得られた先進的な知見は日本教育工学会や日本教育工学協会、情報処理学会、電子情報通信学会等で学会発表も行っています。
そして、オンラインでの成果発信の場として4)「学びの場.com」を活用させて頂いています。

---
いかがでしょうか。当研究所のこと、少しはお分かり頂けたでしょうか。

書いていて思ったのですが、やはりこれらを一言で説明するのは難しいですね。この記事でまとめて説明したので、以降、自分の仕事について聞かれたら、「つれづれ日誌を見て」と言おうかなと思っています(笑)

山田 智之(やまだ ともゆき)

株式会社内田洋行 教育総合研究所
教育の情報化が進められていた99年~を学生時代として過ごしました。「先生をサポートする仕事をしたい」と思い、内田洋行に入社。現在は受託事業、共同研究プロジェクトなどを担当しています。

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop