京都に茶道研修で来ています。
「茶道」というと,どんなイメージを持っていますか?
伝統文化として歌舞伎が人気と言われています。
徳島でもカルチャーセンターの歌舞伎関連講座は人気と聞きました。
茶道はどうなのかな?
茶道でお茶を泡立ててお客に出すことを、お茶を点てる(たてる)といいます。
また、その所作を点前(てまえ)といいます。
どうして、「てまえ」というのでしょう?
漢字で「点前」と書くのはなぜでしょうか?
私たちの身の回りの言葉も所作も、「どうして?」って聞かれると、
答えられないことがたくさんありますね。
説明できないけれど、そうしていること、なんとなく共通に理解できること。
これが文化なんですが、子どもたちと共通に理解できない
と感じるときはありませんか?
難しげな、とっつきにくい言葉だけでなく、日常的に使っている言葉にも、
それなりの意味と歴史があります。
これが伝統文化ですね。
これが次の世代に伝わる中で新しい形に変わっていくことが
「継承する」ということなのだと思います。
昨日は突然の雷雨。
ホテルにいても雷の音が響いてきました。
連日の猛暑に「ひといき」かな?って、思っていましたが、
大変な被害が出たようです。
京都では裏千家の学校茶道の指導者研修会に参加しています。
学校茶道というのは、学校で茶道を教える活動を言います。
その指導者として学校にかかわっている茶道指導者が京都に集まって
2泊3日の研修をしているのです。
全国に2000校を超える高校で、裏千家茶道が取り組まれています。
小学校は1092校、中学校では767校の学校で実施されているようです。
この指導を裏千家同門の方が茶道指導者として学校に拘ってくれているのです。
学校での茶道指導者として裏千家に登録させている方は
全国で8000名を超えています。
教育基本法が改定され、学校教育法の改定、そして、学習指導要領の改訂と、
教育現場にその具体像が下りてきています。
学校では、「生きる力」「確かな学力」とキーフレーズが言われてきましたが、
日常の活動にその言葉がなじんで、具体的な姿になっているでしょうか。
理数系の学力・外国語の習得とあわせて「伝統文化の継承」が課題になります。
伝統文化の継承という具体的な活動なら、茶道が良いですね。
茶道が持っている内容とスタッフ、学校教育とのかかわりの伝統も含めて、
学校教育で活用してほしいと思います。
この「伝統文化の継承」を教育活動として具体的な姿に落とし込んでいくときに、教員自身が子どもとともに学びを体験することも大切ですね。
「茶道」というと,どんなイメージを持っていますか?
伝統文化として歌舞伎が人気と言われています。
徳島でもカルチャーセンターの歌舞伎関連講座は人気と聞きました。
茶道はどうなのかな?
茶道でお茶を泡立ててお客に出すことを、お茶を点てる(たてる)といいます。
また、その所作を点前(てまえ)といいます。
どうして、「てまえ」というのでしょう?
漢字で「点前」と書くのはなぜでしょうか?
私たちの身の回りの言葉も所作も、「どうして?」って聞かれると、
答えられないことがたくさんありますね。
説明できないけれど、そうしていること、なんとなく共通に理解できること。
これが文化なんですが、子どもたちと共通に理解できない
と感じるときはありませんか?
難しげな、とっつきにくい言葉だけでなく、日常的に使っている言葉にも、
それなりの意味と歴史があります。
これが伝統文化ですね。
これが次の世代に伝わる中で新しい形に変わっていくことが
「継承する」ということなのだと思います。
昨日は突然の雷雨。
ホテルにいても雷の音が響いてきました。
連日の猛暑に「ひといき」かな?って、思っていましたが、
大変な被害が出たようです。
京都では裏千家の学校茶道の指導者研修会に参加しています。
学校茶道というのは、学校で茶道を教える活動を言います。
その指導者として学校にかかわっている茶道指導者が京都に集まって
2泊3日の研修をしているのです。
全国に2000校を超える高校で、裏千家茶道が取り組まれています。
小学校は1092校、中学校では767校の学校で実施されているようです。
この指導を裏千家同門の方が茶道指導者として学校に拘ってくれているのです。
学校での茶道指導者として裏千家に登録させている方は
全国で8000名を超えています。
教育基本法が改定され、学校教育法の改定、そして、学習指導要領の改訂と、
教育現場にその具体像が下りてきています。
学校では、「生きる力」「確かな学力」とキーフレーズが言われてきましたが、
日常の活動にその言葉がなじんで、具体的な姿になっているでしょうか。
理数系の学力・外国語の習得とあわせて「伝統文化の継承」が課題になります。
伝統文化の継承という具体的な活動なら、茶道が良いですね。
茶道が持っている内容とスタッフ、学校教育とのかかわりの伝統も含めて、
学校教育で活用してほしいと思います。
この「伝統文化の継承」を教育活動として具体的な姿に落とし込んでいくときに、教員自身が子どもとともに学びを体験することも大切ですね。
中原 正治(なかはら まさはる)
徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。
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