2008.06.05
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6月に入って、衣替えのシーズンですね。

元徳島県立新野高等学校 教諭 中原 正治

最近は衣替えとは言わなくなったのでしょうか。
学校もいつ夏服に替えようと生徒の自由になっています。
生徒には、衣替えという季節感を知って欲しくて、授業で話をしました。

4月はじめからジャージでいる数学の教師、ネクタイもしないで作業着や体操服で会議に出てくる教員は注意もされません。
生徒の制服の乱れは目に余るものがあります。
「生徒が制服をきちんと着ない。」と、外部からクレームがあり、指導するというのですが、・・・。
どのように毎日の服装を整えるかも教師が伝える課題だと思うのです。


徳島は梅雨に入りました。今朝も雨が降っています。
先日、家のおばあさんが腰痛でダウンしてしまいました。
坐骨神経痛と、診断されました。
私も腰痛を繰り返した経験があるので、大変さはわかるのですが、普段の健康でいることの大切さ・ありがたさは、ついつい忘れがちになりますね。

家族の一人がダウンすると、今まで回っていたことがストップして、はじめて気づくことがあります。
日曜日に天気も良かったのでジャガイモを掘りました。
畑はおばあさんが楽しみにしながら作っているものです。
雨で腐り始めていたので、掘り出してと頼まれました。

慣れない作業は堪えますね。
掘り始めて畝が3つあることに気づきました。見た目には短い距離ですが、結構、時間がかかります。
こつがわからないからですね。
慣れた人なら大したことは無いのでしょうが、普段から直射日光の下で仕事をしていないので気がつくと手首が真っ赤に日焼けしていました。日焼け防止に軍手に麦藁帽子、長袖のシャツと一応の服装はしていたのですが・・・。数日は筋肉痛です。

徳島の学校には、職朝という朝の連絡の会があります。
定刻に一斉に起立して「おはようございます」と挨拶してから、連絡があって、一日がスタートするのです。
何十年も昔から行われているものです。
終礼と言って、勤務時間の終わりにしていた会はなくなったようですが、職朝は続いています。

今、校務のIT化といわれていますが、朝の連絡は、IT化出来ないのでしょうか?
挨拶は、心の潤いに必要ですと言う声も聞こえてきそうですね。

情報化社会に対応するというのは、身近なところで繰り返されていることを見つめなおすことから始まるように思います。
空気のように、当たり前のように、していることは、結構あるんじゃないかな?
「工夫」が情報化への対応のアイテムかもしれませんね。


※写真は、授業で使っている小道具です。
りんごの形は、100円ショップで見つけたキッチンタイマーです。
「よくできました」のキティのスタンプもそのときに一緒に買ったものです。
グループで話をするとき、課題を時間を切って演習するとき、タイマーは役に立ちますよ。
CIMG0845.jpg

中原 正治(なかはら まさはる)

徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。

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