「聴くこと」も大事なコーチング T PLUS!コーチング勉強会
学びの場.com読者の皆さんが「学びの場.com特派員」として、レポートするこのコーナー。今回は、教育を考える異業種ネットワーク「T PLUS!」が主催したコーチング勉強会の模様を、山名ひろみさんがリポートしてくださいました!
まずは自己紹介ゲーム 今回の講師井川英子さん コーチングとティーチングの 違いって何だろう・・・? |
2003年8月16日、池袋メトロポリタンプラザ「エポック10」で、教員・社会人・学生による教育を考える異業種ネットワーク【T PLUS! ティーチャーズ ぷらす(+)】主催のコーチング勉強会「コーチングってなぁに?」が行われました。ビジネスの分野では既に有名ですが、教育の世界ではまだまだなじみの薄いコーチング。「コーチングってなぁに?」「子どもやその保護者に接する時、コーチングは使えるの?」【T PLUS!】のメンバーがスタッフ会議で素朴な疑問をぶつけていたところ「どうせ勉強するならみんなで楽しく!」と皆さんをお招きしての公開勉強会を行うことになったのです。 今回の勉強会のファシリテーターをつとめるのは、茨城大学大学院で教育を専攻し、民間IT会社で技術系講師を10年間経験。現在は社内人材育成、社内研修企画業務を担当されている井川英子さん。井川さんからは、最初に勉強会のテーマ「コーチングってなぁに?」についてお話がありました。 そして…、「コーチングとティーチング」、「性善説」、「信じること」、「傾聴」などをキーワードに、コーチングの様々な面が、様々な視野から説明されていきます。 「コーチングとティーチング??」 コーチングの一番大切なスキル「聴くこと」 「性善説」 「傾聴のロールプレイ」 今日の勉強会のまとめとして講師の井川さんから「でも、コーチングは特別なことではないのですよ」とお話がありました。井川さん自身、全てのことをやろうとせず、まずは日常語から「否定語」をなくす努力をしているとか。例えば、自分と異なる意見を持つ人の話を聴くときに、「それは違います」「私はそんな風には考えません」と言いがちですよね。でも、その言葉を言う前に、「そうですね」「なるほど」と相手を受け止めることは出来るはずです。まずは、身近なことでどんな変化を起こすことができるか、考えさせられた一日でした。 最後に、会場の熱気が懇親会まで続いた参加者の皆さんの声をお届けします。 「人の話をいかに引き出すか、そして相手のやる気を出させることが出来るかが大切かが分かりました」(教員) (取材/執筆:学びの場特派員 山名ひろみ)
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