2008.05.19
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はじめましてうれしの班

明石市立王子小学校 主幹教諭 原田 幸俊

本校は、各学年3クラスずつあり、さらにクラスを6班の編成にすると全部で各学年18班できることになります。各学年の1班を1つの縦割りの班として構成してできるのがうれしの1班になります。そうすれば、縦割り班がうれしの1班からうれしの18班までできることになります。

 さらに本校では、1組を赤組、2組を黄組、3組を青組の組をベースにさまざまな活動を行っています。とすれば、赤組は1班~ 黄組7班~ 青組は13班~18班で構成されることになります。

 はじめましてうれしの班とは、班の仲間との出会いやこれからの活動への期待や思い、願いといったものを確かめ合う場となります。今年も色別に5月12日~14日に実施されました。色別の1年間のテーマが発表されたり、自己紹介、色別の担当の教員の自己紹介(これが結構パフォーマンスありで子どもたちには人気です。)等々あっという間に時間が過ぎていきました。終わって、教室に戻っていく子どもたちの顔はとてもいい表情でした。

 この縦割り班の活動は、異学年との関わりがあり高学年の子どもたちが低学年へ関わりを持っていくことはもちろんですが、低学年の子どもたちが高学年の子どもたちからもさまざまな影響を受けることになります。
 
 それは、高学年の子どもたちが活動の中で見せる姿を低学年の子どもなりに見取っていくからです。活動そのものもそうですし、高学年としての関わりのなかから見せる思いやりであったり、上級生としてのリーダーとしての頼もしい姿であったりします。自分たちも大きくなったら、あんなお兄さんお姉さんになりたいといった思いも強くなったいきます。

 附属小学校でこれから行われる「うれしのスポーツ」「うれしのレクレーション」「うれしのカーニバル」をなどを中心に年間を通じて共に活動していきながら仲間意識を育てていくことになります。また、それらの様子をお伝えできればと思っています。

原田 幸俊(はらだ ゆきとし)

明石市立王子小学校 主幹教諭
小学校の低学年の教育に関心があり、細々と研究を続けています。特に生活科や幼少の連携について興味があります。韓国の教育についても低学年教育はいろいろ共通点が多く興味を持っています。

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