教育エッセイ

教育つれづれ日誌

2008.03.15
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Wiiリモコンでパワーポイントを操作する（２）

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/（有）教材ドットコム代表取締役社長　吉田 喜彦

さて、今回はＷｉｉリモコンとパソコンを接続し、パワーポイントのスライド操作をできるようにしましょう。

２．パソコンとＷｉｉリモコンを接続する

ＷｉｉリモコンはＢｌｕｅｔｏｏｔｈという通信機能を搭載した機器なのです。したがって、パソコン側でもＢｌｕｅｔｏｏｔｈで通信できる環境であれば接続が可能なのです。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈはそういった汎用的な通信規格です。最近では携帯電話とヘッドフォンを接続する通信方法としても注目されてます。

http://www.kyouzai.com/blogimages/080312a.jpg

パソコン側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈアダプタの操作にしたがって、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ接続を試みます。

パソコン側で接続状態にしたならば、前回紹介したＷｉｉリモコンの赤いボタンを押し、リモコン側でも接続可能状態にします。

すると、ほどなく認識がされますので、これで接続を完了します。

Nintendo RVL-CNT-01

という機種名で認識されます。何だか不思議な感じですね。

３．Ｗｉｉリモコンを制御する

パソコンとの接続が完了したら、次はＷｉｉリモコンからの信号を感知して制御するソフトが必要となります。

WiinRemote
http://onakasuita.org/wii/

WiinRemoteというフリーソフトがありWindowsXPに対応しています。このソフトをダウンロードしインストールしますと使えるようになります。

http://www.kyouzai.com/blogimages/080312b.jpg

このように、起動後モーションセンサーを感知しはじめればＯＫです。

パワーポイントを立ち上げ、スライドショーを開始してみて下さい。Ｗｉｉリモコンの十字キーでスライドの送りなどが出来るはずです。

また、このソフトはボタンに自分流の操作を定義することも可能です。

http://www.kyouzai.com/blogimages/080312c.jpg


・・・この他にも、Ｗｉｉリモコンを応用した実験は、Googleなどで検索しますと多数見つけられることと思います。

生徒達の気を引くツール探しの旅は終わりそうにありません。(^-^)
080312aa.jpg

吉田 喜彦（よしだ よしひこ）

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/（有）教材ドットコム代表取締役社長
情報系専門学校教員から独立し、９７年より企業研修や大学、地域での生涯教育など教育活動を展開しています。研修講師ブログにて日々を公開中。

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