2007.11.24
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新機種選定についての見落としがちな7つの項目・その2+補足

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/(有)教材ドットコム代表取締役社長 吉田 喜彦

標準のものではいけないの!?

ノートパソコンの熱さなんて・・・
そんなこと考えてもみなかった!

そんなご意見を多数いただきました。
驚きました。

さて、これからは、
おそらくWindowsVISTAが広まっていくはず。

そんな状況では、マシンの性能も求められます。
デスクトップ型のパソコンでも放熱は増えるはず。

実習室内の換気を見直すことも、
どうぞ、検討してみて下さいね。

では、さらに吟味したい7つの項目、その残りです。

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・キーボード

ノート型パソコンではテンキーはつきません。
しかし、デスクトップ型ではテンキーが付くことがほとんどです。これは本当に必要でしょうか。

Owltech キーボード OWL-KB86UM(W) OWL-KB86UM(B)

キータッチも柔らかく音もうるさくありません。
またUSBハブ機能もあるので、授業でUSBメモリやデジタルカメラなどを多く使わせる場合には、挿入口がキーボードの脇にあり、とても重宝します。

キーボードが小さい分、生徒もプリントを広げられるので作業しやすいはず。

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・マウスの大きさ

女子生徒の多い学校の場合は、比較的小さいものを選ぶと良いでしょう。標準のものは大きめのものが多く、手の小さい生徒には使いづらいかと思います。

・マウス裏のセンサー部

さらに、裏面のセンサー部分。これが上方、つまりボタンに近いほうにある方が、より操作しやすいのです。

手に持ったとき、センサーが手首に近いほど、動かすときに移動量を多く必要とするのです(手首が軸になるため)。キーボードとマウス、これに少しこだわるだけで効率がかなり変わります。

・マウスのボタンやホイール

たまにホイールでないタイプがあります。やはりホイールのほうが慣れている生徒には違和感なく使えます。さらに、ボタンのクリック感も堅めのものがありますので、一度は試されることをオススメします。

つまり手に触れるものは徹底的にこだって欲しいと思います。

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追記 ルーター設定

これからはGoogleDocs(ブラウザで扱う表計算ソフト群)などのようにオンライン上でソフトウェアを操作する機会が増えます。

そのときに、同一IPから何度もアクセスすることになります。

しかし、通常のネットの設定のままですと、30分もするとネット自体が出来なくなることがあります。

業者にはその旨を必ず伝え、導入後も生徒全員で同一サイトを使い、1時間以上、接続に問題ないことを確認するようにして下さい。

最悪の場合、ネットを使う授業で、その半分以上が不能になる場合があります。

吉田 喜彦(よしだ よしひこ)

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/(有)教材ドットコム代表取締役社長
情報系専門学校教員から独立し、97年より企業研修や大学、地域での生涯教育など教育活動を展開しています。研修講師ブログにて日々を公開中。

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