2007.09.04
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昼食   (おいしい給食でお手伝い)

東京都 栄養教諭 宮鍋 和子

「もうすぐ給食が始まるね」
何人かの先生方から、声をかけられるようになると、夏休みも終わりに近づいた合図。
子どもたち同様、教職員も長期休業中は給食がありません。毎日、「今日はどうする?」と声を掛け合っては、昼食時を迎えます。お弁当持参の方、買いに行く方、食べに行く方、それぞれの時間を過ごすわけです。
給食が始まると、子どもたちへの対応に追われ、先生方は5~10分ほどで食事を終えます。「早食いは、職業病ね」と、笑って話してくださった先生もいらっしゃいます。

勤務時間は、夏休み中も授業がある日も変わりません。なのに、どことなく余裕を感じられるのは、「昼休み」のホッとできるひと時があるからなのかもしれません。「気分転換に、ちょっと買い物にでてみない」そんなことができるのもこの期間だけ。

食事をしながら、会話を楽しみ、情報交換をし、気分転換をして午後の業務へ。
9月。また、校舎の中はにぎやかになりました。多くの学校で、もう、給食も始まっていることでしょう。

子どもたちに囲まれ悪戦苦闘する先生方に、私たち栄養士ができることは、安全でおいしい給食を提供することぐらいでしょうか。
さぁ、またがんばらなくては!!

宮鍋 和子(みやなべ かずこ)

東京都 栄養教諭
定時制高校、聾学校(高・専)、中学校と勤務し、2007年春より小学校に勤務することになりました。学校給食を通して、子どもたちと一緒に、成長できたらと思います。

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