2007.08.04
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エクセルでうっかりを見つける簡単な方法

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/(有)教材ドットコム代表取締役社長 吉田 喜彦

エクセルで成績処理をしていますと、ついつい大量に処理をし、気がつくと担当全部を1シートにしてしまい、100行以上にもなっていることも少なくないのではないでしょうか。

その際、例えば追試者を見つけるときに、並べ替えをすればいいのかもしれませんが、すでに出席番号順で並んでいて、さらに点数で並べ替えるのは忍びない、、、という時もあるわけです。

そういうとき、点数の低い生徒を埋もれさせず、すぐに見つける簡単な方法があります。それが条件付き書式です。

例えば、D列に点数が入っているとします。そこで、D列全てを選択します(画面上方のDと書かれた灰色のセルをクリックしますと列全部を選択できます)。

[書式]→[条件付き書式]

セルの値:次の値より小さい 80
書式:赤 太字

と設定し、[OK]をクリックします。すると、80点未満のセルだけが、赤くなり目立ちますので、追試者をすぐに発見することができるのです。

さらに、条件は複数設定できますので、80点未満60点以上などとも設定できます。ぜひ活用してみて下さい。

条件付き書式については以下が詳しいです。

Excel(エクセル)基本講座:条件付き書式の使い方
http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel/jyo-syo.html

さて、そろそろ、エクセルネタもつきつつあるのですが(汗)、皆さんの「こんな技はないの?」といったリクエストありませんでしょうか?ぜひ、コメント投稿して下さい。お待ちしております。(^-^)
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吉田 喜彦(よしだ よしひこ)

立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/(有)教材ドットコム代表取締役社長
情報系専門学校教員から独立し、97年より企業研修や大学、地域での生涯教育など教育活動を展開しています。研修講師ブログにて日々を公開中。

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