そろそろ成績処理も近づき、あわただしくなってきましたね。
私も大学で80名前後の学生をかかえ、パソコン抜きでは成績処理は出来ない状況になっています。
そこで、今日は急きょ予定を変更して、成績処理で便利なエクセル技をご紹介したいと思います。
【技その1】優・良・可の人数はそれぞれ何人?
成績処理をしていると、さすがにクラス全体の成績のばらつきなどを把握したいときがあります。そんなときに便利な関数が、COUNTIF(カウントイフ)です。
COUNTIFは特定の文字や数字を、指定範囲から探し数えてくれる関数です。例えば、クラス全体の中で、「優」が何人いるのか、がすぐにわかります。
例えば、A列に氏名、B列に成績が入力してあるとします。
そこで、例えばC列1行目に、以下のように入力します(例ではクラスの人数が30名程度としています)。
=COUNTIF(B$1:B$30,"優")
このようにしますと、B1からB30まで成績が入力されていますと、「優」の数を数えられます。さらに、このセルをコピーして、その下に貼り付け、「優」のところを「良」などと書き変えていけばそれぞれの個数を調べられます。
ちなみに、””(ダブルクォーテーション)や、,(カンマ)は、必ず半角文字で入力して下さい。コツは、日本語入力をオフにして入力することです。日本語をオフにすれば半角英数文字入力になります。
さらに、応用編。
例えば、調べたい条件を記述するところに、"*さいたま市*"(*はアスタリスク)とすると、「さいたま市」という言葉をカウントするとともに、「さいたま市緑区」など、「さいたま市」を含んでいれば、完全に一致しなくとも数えてくれるのです。住所録などで地域ごとの人数を調べるなど使えると思います。
※次回は、【技その2】をご紹介します。どんな技かはお楽しみに!
私も大学で80名前後の学生をかかえ、パソコン抜きでは成績処理は出来ない状況になっています。
そこで、今日は急きょ予定を変更して、成績処理で便利なエクセル技をご紹介したいと思います。
【技その1】優・良・可の人数はそれぞれ何人?
成績処理をしていると、さすがにクラス全体の成績のばらつきなどを把握したいときがあります。そんなときに便利な関数が、COUNTIF(カウントイフ)です。
COUNTIFは特定の文字や数字を、指定範囲から探し数えてくれる関数です。例えば、クラス全体の中で、「優」が何人いるのか、がすぐにわかります。
例えば、A列に氏名、B列に成績が入力してあるとします。
そこで、例えばC列1行目に、以下のように入力します(例ではクラスの人数が30名程度としています)。
=COUNTIF(B$1:B$30,"優")
このようにしますと、B1からB30まで成績が入力されていますと、「優」の数を数えられます。さらに、このセルをコピーして、その下に貼り付け、「優」のところを「良」などと書き変えていけばそれぞれの個数を調べられます。
ちなみに、””(ダブルクォーテーション)や、,(カンマ)は、必ず半角文字で入力して下さい。コツは、日本語入力をオフにして入力することです。日本語をオフにすれば半角英数文字入力になります。
さらに、応用編。
例えば、調べたい条件を記述するところに、"*さいたま市*"(*はアスタリスク)とすると、「さいたま市」という言葉をカウントするとともに、「さいたま市緑区」など、「さいたま市」を含んでいれば、完全に一致しなくとも数えてくれるのです。住所録などで地域ごとの人数を調べるなど使えると思います。
※次回は、【技その2】をご紹介します。どんな技かはお楽しみに!


吉田 喜彦(よしだ よしひこ)
立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師/(有)教材ドットコム代表取締役社長
情報系専門学校教員から独立し、97年より企業研修や大学、地域での生涯教育など教育活動を展開しています。研修講師ブログにて日々を公開中。
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