先日、あるセミナーで「日常授業の改善」について学びました。
そこで、取り組み始めたことを書かせていただきたいと思います。
○ICレコーダーの活用
授業をICレコーダーで録音し、何度も聞いて振り返りをしています。通勤や帰宅時の車内で聞いています。繰り返し聞いていると、様々な発見があります。口癖…いい淀み…発問の言い直し…まずは、「指導言」に絞って聞いていますが、子どものつぶやきを拾いきれていない自分の力不足を感じています。
○子ども研究を踏まえた授業づくり
子ども達が何に興味をもっているか…つまずきそうなところはどこか…
などのことを踏まえて、子ども達が喜んでやるような、「もっとやりたい!」と思えるような授業を目指しています。
具体的には、問題意識・必然性を大事にします。いかに一人一人が課題を自分ごととして捉えているか…なぜ、この教材を学習するのか…この辺りは次回に詳しく書かせていただきたいと思います。
○向上的変容
一時間の授業の中に、どんなに小さなことでも「わかった!」や「できた!」を感じさせることができる場面を仕掛けていきます。そのために、教える→やらせる→ほめる場面を多くいれます。

村上 稔(むらかみ みのる)
陸中海岸青少年の家 社会教育主事
前任校では、社会科を専門として授業実践を積み重ねてきました。2020年4月から学校現場を離れ、社会教育主事として勤務しています。社会科の授業研究や社会教育全般について発信していきたいと考えています。
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