1.生身の人間の迫力・パワー
バーチャルではない、すごさや面白さ(人間らしさ)
独特な雰囲気を感じ取る(時にはオーラさえ感じる)
生身の人間から感化されたことこそが、自らの人生に生きる(反映する)
実感することが最も説得力がある
2.価値観の多様化
豊富(必要過多)な情報社会
自分の関心あることだけに傾倒(没頭)し、個人的に楽しむ(オタク化)
価値観を同じくする人間とは意気投合し、共有する部分のみで、内輪で盛り上がる
逆に、自分にとって不必要なもの・人を回避する(無視する・排除する)
3.人間を介さなくても(人間関係を持たなくても)生活できる
人間関係の煩わしさを避けて生活できる社会
引きこもり・フリーターの蔓延(濃密な人間関係がなくても生活できてしまう)
自分にとっての「ストレス」をはなから引いて回避する
4.その「煩わしい人間関係」こそ人間が生きていく上で重要な要素
人間関係を如何に上手く構築していくか(人眼関係を前向きに生かせる)
様々な価値観を持つ人間に如何に対応し、「心地よい関係」を築いていくか
その人の持つ価値観を受け入れる(認める)「度量」(人間的器の大きさ)が問われる
無理に価値観を受け入れる必要も否定する必要もないが、語り合い、コミュニケーションを図ることが重要
自分の考え・思いをいかにして理解してもらうような「もがく」経験も生きる糧となる
5.かつての社会とは変化している
近所付き合い(自治会活動・地域行事など)の軽視・簡素化
ゆとりの喪失(精神的・時間的)で最低限の関わり
祭り・忘新年会などの地域行事そのものが楽しみであった時代ではない
6.自己都合の優先
公的なものより自分のやりたいことを最優先する
咎める気持ち・申し訳なさを感じない
公共性・モラルの喪失に発展する
→どうしていったら良いのか・・・
今後、改めて考えてみたい
橘田 重男(きった しげお)
小学校25年、短期大学幼児教育学科5年勤務後、現職。ライフワーク:ユーモアの感覚、シンガーソングライター:ナンジャモンジャ、走歴34年長距離ランナー(現在、壮年ジョッガー)。所属学会:日本笑い学会・日本子ども学会・日本保育学会他。
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