2015.01.31
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

富山つながり

ほしのむらのがっこう 学校管理者 松浦 博孝

 また前回の続きから

今回で16回目の掲載となります。大阪の松浦です。よろしくお願いいたします。

 前回は、2つの研究会からのつながりについてお話をご紹介させて頂きました。

 

 今回は、私の実家のある富山つながりについてお話をお伝えしたいと思います。

 

富山つながり

11月22日(土)に教師みらいプロジェクト学級づくりパワーアップセミナーIN大阪をプロデュースさせて頂きました。主催は子どもサポート研究所の代表である老月敏彦先生です。子どもサポート研究所のHPは以下のアドレスです。

http://future-dream.sakura.ne.jp/ 

 老月先生とは、数年前の京都で開催された教師みらいプロジェクト学級づくりパワーアップセミナーに初めて参加させて頂いてからのご縁です。富山県からの教育セミナーの発信をされて教師みらいプロジェクトを全国に広げられた方です。このプロジェクトから著名になられた先生方が数多くおられます。この教師つれづれ日誌にも連載されている先生方で、大谷雅昭先生、松森靖行先生、西村健吾先生がおられます。

 

 私は実家が富山なので、老月先生と同郷というつながりから個人的な人とのつながりがあり、さらに私の父親までもがつながっていたのです。これもご縁であると感じています。

 そのご縁から京都、富山、岡山、四日市でセミナーでの報告をさせて頂きました。そして昨年度末に倉敷で行われたセミナーを最後に教師みらいプロジェクトが終了となりました。個人的には非常に残念でしたが、次のプロジェクトが開催されるというお話をお聞きして、嬉しさが込み上げてきました。

 老月先生には多くのチャンスを頂き、心から感謝しています。ありがとうございます。

 倉敷のセミナー後に大阪へいったん戻ってから実家へ帰省しました。昔、数年前に亡くなった祖父が祖父の父親、私からして曾祖父の話をする時に寺子屋をしていたという話をよく聞いていました。帰省した時にその話がはっきりする資料が出てきました。曾祖父は今も祖父の故郷にある小学校の学校管理者だったことが分かりました。今でいう教育委員会にあたる立場みたいです。私が教育への道に進んでいることもご縁を感じます。

さらに教育への志が高まりました。ご先祖様に心から感謝いたします。本当にありがとうございます。 

 

余談ですが、今年の3月に北陸新幹線が金沢まで通り、私の小学校からの夢であった富山駅にも新幹線が通ります。童心に返ったように嬉しくてたまりません。

 

母校つながり

 富山つながりから私の高校時代の母校は、実家の富山にある富山第一高校です。

中学校の時に県立高校の受験に失敗したお陰でご縁を頂いた高校です。

富山第一高校のHPは以下のアドレスです。

 http://www.tomiichi.ed.jp/

 

 昨年の高校サッカーの優勝チームと言えば分かりやすいかと思います。最近では、サッカーJ1リーグのベガルタ仙台を今期で引退された柳沢敦選手の母校です。私の5歳年下なのでニアミスでした。来季より最初に所属していた鹿島アントラーズのコーチに就任されました。新しいスタートに心から応援させて頂きます。

 

 母校のつながりとして、私の高校時代の恩師に戸田一郎先生がおられます。

 高校3年生の時の担任の先生でした。数年前に先生を囲んで富山でクラス会を企画して集まりました。当時と変わらない熱い思いでおられることに感動しました。また関西が大変な豪雨の際には、心配して下さってお電話も頂きました。

 

 先生は、高校で物理の教師をされていて、授業の中で常に自作実験を見せてくれました。校舎内の壁を利用して、音の速さを求める実験をされたり、静電気の実験では、実際に体感させて頂いたりと今でも覚えています。また掃除の時間でも一生懸命にすることを教えて頂き、雑巾の絞り方まで学びました。戸田先生のご紹介は以下のアドレスです。

 http://scicom.edu.u-toyama.ac.jp/~htymscied/toda.html

 

 放課後には、実験室に籠って常に勉強をされていました。生徒には、当時から

「これからはコンピュータと英語は大切だ」

と言われていたことが現実になっていて先見性があったと心から思います。

 その後、霧箱という実験器具を開発されて今は、北陸電力エネルギー科学館 サイエンス・プロデューサーとして子どもたちに実験の楽しさを伝えておられます。

 

戸田先生には、学ぶ姿勢や人としての生き方を学びました。先生も私と同様、会社経験をして教師になられた方です。もしかしたらそのことを知っていたからこそ私も教師の道に変われたのかもしれません。先生と出会えて本当に心から感謝しています。

松浦 博孝(まつうら ひろたか)

ほしのむらのがっこう 学校管理者


社会人経験を得て「であい・つたえあい・つながりあい」をテーマに子どもとともに学ぶ子どもから学ぶ教育活動を展開。様々な学びの場へ自分から積極的に参加して常に教育者修行を行う。同時に様々な武道修行も行っているサムライ教育者。

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop