2014.12.28
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研究会つながり

ほしのむらのがっこう 学校管理者 松浦 博孝

前回の続きから

今回で15回目の掲載となります。大阪の松浦です。よろしくお願いいたします。

 前回は、坂本龍馬からつながる学びについてお話をご紹介させて頂きました。

 今回は、最近、参加させて頂いたの2つの研究会からのつながりをお伝えしたいと思います。

 

 キャリア教育つながり

11月8日(土)に立命館宇治中学・高等学校で開催されたキャリア教育の研究会に参加させて頂きました。実は、この教育つれづれ日誌でキャリア教育について連載されている酒井淳平先生から誘って頂き、実現しました。 

実は、酒井先生とは、学びの場.comの教育トレンドの中にも登場されたことがある原田隆史先生が開かれている教師塾で出会いました。その教師塾の中でも京都で開催されている京都教師塾で出会ったのです。ちなみに今回参加させて頂いたキャリア教育の研究会にも教師塾出身の先生方が数人参加されていてお会いできたことも良かったです。

酒井先生と初めてお会いした時に話し合っていく中で、お互い学生時代に大阪市の知的障がい者ガイドヘルパーの仕事もしていたことが分かり、教師塾で出会う前に出会っていたかもしれない事実にとてもご縁を感じた先生です。 

今回のキャリア教育の研究会で、酒井先生の授業も初めて拝見させて頂きました。校種は違いますが、授業の中から酒井先生の人柄が伝わり、生徒さんたちとのやり取りから酒井先生の普段の生徒さんたちとの関わりがよく分かりました。また授業の組み立ても人の生き方にふれるような教材を導入され、仕事について深く考えさせられる場面もあって感動しました。

私自身、小学校ですがキャリア教育に対してとても非常に必要性を感じています。学びの積み上げは、小学校6年間でもかなり人生への影響が大きいと考えます。また小学校でどんな人にどんな出来事に出会えたかが、その後の人生につながると思います。キャリア教育への意識は生き方への意識につながります。まさしく「つながり」がキーワードになります。

キャリア教育につながる私の実践は、学びの場.comの「先生が撮る! 今週の一枚」のコーナーに私が投稿した「お店めぐり」の中で説明していますので、ぜひ以下をご覧下さい。

http://www.manabinoba.com/index.cfm/9,21601,28,1,html 

 

 これからもキャリア教育を意識した学びを展開していきたいです。酒井先生には、キャリア教育への意識を高めるためのきっかけを作って頂きました。心から感謝しています。本当にありがとうございました。酒井先生、今後ともよろしくお願いいたします。

教師駆け込み寺つながり

 11月16日(日)に第23回「教育・教師を語る会」(語る会)に参加させて頂きました。主催は、教師駆け込み寺を主宰されている下橋邦彦先生です。

下橋先生のHPは以下にご紹介します。

 http://www.geocities.jp/rjdqq321/

 

 下橋先生とは、数年前に私が参加していた研究会で初めて出会いました。当時、私は、学級が上手く機能せずに困っていました。そこで一度、下橋先生が主宰されている教師駆け込み寺の例会に参加させて頂きました。その例会では、参加されている先生方がじっくりと私の悩んでいる話を聞いて下さり、多くの温かいアドバイスを先生方から頂きました。ありがとうございました。その時のことが今の教師としての自分を支えて頂いているように感じます。下橋先生と出会えて本当に良かったです。心から感謝しています。

 

 その後、何度か「教育・教師を語る会」に参加させて頂き、前々任校の保護者が社会見学に誘って頂いていた会社の方に語る会で出会えて、平成26年度の受け持った3年生の社会見学でやっと実現しました。その会社は「川村義肢株式会社」です。

会社のHPを以下にご紹介します。

http://www.kawamura-gishi.co.jp/

 

社会見学を広域の地域めぐりとして、3年生の地域の工場の学習と市内の社会福祉施設とのつながりを意識して人権教育につなげた実践となりました。その社会福祉施設で使用している車椅子が川村義肢株式会社で製造されているつながりもありました。

施設名は「社会福祉法人ハニコウム」といいます。

さらに同じ学校の5年生は、車椅子体験で交流をしたり、教職員もハニコウムさんで栽培されたお花を購入したりしてつながっています。

 

子どもたちのために学びの場を作って頂いた「川村義肢株式会社」さんと「社会福祉法人ハニコウム」さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 

今後ともよろしくお願い致します。

松浦 博孝(まつうら ひろたか)

ほしのむらのがっこう 学校管理者


社会人経験を得て「であい・つたえあい・つながりあい」をテーマに子どもとともに学ぶ子どもから学ぶ教育活動を展開。様々な学びの場へ自分から積極的に参加して常に教育者修行を行う。同時に様々な武道修行も行っているサムライ教育者。

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