2014.08.10
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教師への想い

ほしのむらのがっこう 学校管理者 松浦 博孝

 教育への原点を振り返る

お久しぶりです。大阪の松浦です。よろしくお願いいたします。

 前回までは、教育への道に向かってお世話になった方々とのつながりのお話をご紹介させて頂きました。

 今回の11回目は、夏休みを迎えて今までを振り返り、二度目の学生時代に描いた教師への思いに対する私の教育の原点のお話をご紹介します。

 二度目の大学に編入学をしてからしばらくして合宿セミナーが開催されました。

 その当時の大学の学園だより第122号に掲載された私の感想文「合宿セミナーの想い出を胸に」を以下にご紹介します。

合宿セミナーの想い出を胸に

今春、私は不安と期待を胸に、この大阪教育大学第二部の門をくぐることができました。そして入学して間もなく合宿セミナーという大きな行事が待っていました。合宿セミナーは、新入生、編入生が一緒になって参加するという大変ユニークなシステムでした。

しかし、大学を卒業し就職をして、しばらく社会人を経験してから編入学してきた私には、果たして新入生についていけるかどうか少々不安?になりましたが、そんな心配はいりませんでした。気がつけば私も新入生と一緒になって世話役に参加したりして合宿の盛り上げ役にまわっていました。

合宿は1泊2日で行き先は兵庫県の鉢伏高原でした。大自然の中にやってきて社会で働いていた頃の何か張りつめていた心も休まり、先生方や編入生、新入生達との新たな出会い、そして語り合いの中でより心が癒されていきました。さらにバスの中でのゲームと夜の宿舎での宴会では、心が完全に自由になれたような感じになりました。また2日目には、山登りと出石町の見学で自然と歴史の魅力にふれることができ心が踊らされました。本当にたくさんの想い出がいっぱいつまった有意義な合宿になりました。

これから私は、一生忘れることのない合宿セミナーの想い出を胸に、夢である教師に向けて今後の学生生活で努力を重ね続けて、自分の信じる道を焦らずに諦めずに一歩一歩確実に進んでいきたいと思います。この大阪教育大学の第二部から一人でも多くの21世紀の未来の日本の教育界をより良い方向へ導くことができる教師が輩出されることを期待すると同時に、私自身もその内の一人となれるように努力していきたいです。夢は必ず叶うと信じて努力を忘れなければ、いつしか夢は実現されていると思います。

 

最後になりますがこの場をお借りして、このような機会をつくって頂いた皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。これからの学生生活でご迷惑をおかけすることもあると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

 教師への想い

 以上のような決意を持って学生生活を送ってきたように思えます。

 とにかく二度目の学生時代には、様々なことにチャレンジしたり参加したりしました。そんな実体験を通して、自分の教育の基礎を作り上げていったような学生時代でした。ちなにみ教師になって私の教師生活の約半分は、5年生の担任で、上記の合宿セミナーで行った場所が林間学校の場所と同じというご縁もあり、何度も行きました。行く度に学生時代のことを思い出していました。

 教師への想いを考えるきっかけを頂けた大学に心から感謝しています。

 次回からは当時の様子を今につなげてご紹介したいと思います。

松浦 博孝(まつうら ひろたか)

ほしのむらのがっこう 学校管理者


社会人経験を得て「であい・つたえあい・つながりあい」をテーマに子どもとともに学ぶ子どもから学ぶ教育活動を展開。様々な学びの場へ自分から積極的に参加して常に教育者修行を行う。同時に様々な武道修行も行っているサムライ教育者。

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