2012.10.18
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教師になったきっかけ

ほしのむらのがっこう 学校管理者 松浦 博孝

ごあいさつ

 

 はじめまして。大阪の松浦博孝(まつうらひろたか)と申します。

 この度、第12期の随筆者に参加させて頂き、ありがとうございます。

 読んで頂く皆様に何か少しでもお役に立てたらという思いで綴ります。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 以下に自己紹介をさせて頂きます。

 

自己紹介

 

 富山県出身です。

 高校を卒業と同時に神奈川県の大学へ進学し卒業後、約2年間に2つの会社で社会人経験しました。

 その後、大阪教育大学へ編入学し、夜間に教育学を学びながら昼間に様々な教育活動を行いました。

 卒業後、大阪の小学校で2年間の講師を経験後、千葉県の教員として新規採用されました。

 その後、大阪で現職採用されて今年度で教員歴12年目の10年経験者研修対象者です。

 様々な研究会に積極的に参加して、授業の達人を目指しています。

 趣味は、史跡めぐり、空手、剣道、棒術です。尊敬する人物は、坂本龍馬です。

 「であい、つたえあい、つながりあい」の3つのあい言葉を大切にしています。

 続いて私が教師になりたいと思ったきっかけを以下にご紹介いたします。

 

教師になったきっかけ

 

 きっかけは中学校の時の先生です。確か私が中学3年生の頃に先生は、生徒指導担当で社会科を教えられていました。先生は眼力が強く、廊下などで会う度に私に

「君の眼は弁慶だ」と先生から言われていましたが、先生の方がよっぽど眼が鋭いと心の中で思っていました。先生に接する度に先生みたいな人になりたいと思い始めました。

 普段は、生徒指導担当の立場だったので、学校内で顔を会わすのは少なかったのですが、一度、高校入試の頃に自分自身に納得のいかない状況の中、休み時間に廊下で窓から外を嫌な気分で眺めていた私に対して気づいてくれて

 「どうした?何かあったのか?」と優しく声をかけて頂きました。私は

 「実は志望高校のレベルをどんどん下げて、自分がいやになっています。」と情けない声で答えると

 「高校で人生は決まらない。次の場所で頑張ればいい。人生はどこででも取り返せる。」と先生の言葉で救われましたが、見事、高校入試には失敗しました。でも今、教師をしている自分があるのは、あの時の先生の ひと言 です。自分自身、教師として ひと言 の重みを感じます。

 そんな ひと言 を頂けた先生との であい に感謝しています。

松浦 博孝(まつうら ひろたか)

ほしのむらのがっこう 学校管理者


社会人経験を得て「であい・つたえあい・つながりあい」をテーマに子どもとともに学ぶ子どもから学ぶ教育活動を展開。様々な学びの場へ自分から積極的に参加して常に教育者修行を行う。同時に様々な武道修行も行っているサムライ教育者。

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

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