アグネスの教育アドバイス
映画と教育
震災を忘れない
学年末考査が終わりました。
採点も終わり、成績もほぼ決定。
中学３年の学年付きとしては
来週頭の三送会と卒業式だけを
ただただ目指すような
ぽかんと浮いた時間を過ごしている心地です。
授業もないので、エンジンもかかり辛いです。
しかも、高校は現在、２年生が修学旅行中で
教員の数も少なく、なんだか寂しい空気が
校内に漂っているのです。
これではもう、昼ごはんを楽しみに生きるしかありません。
せめて来年度の担当学年が決まれば
教材研究に本腰を入れられるのですが。
＊ ＊ ＊
とはいえ足が悪くては、思い通りに動くこともできません。
幸運にも、リハビリがてらの散歩をするには
とても良い季節になりました。
家の近所を散策しながら
紅梅を見つけたり、レトロな喫茶店を覗いたりと
ばったり面白いものに出会っています。
serendipityです。
＊ ＊ ＊
考査後は、考査返却のための授業があります。
特別時間割なので、教科によっては行われないのですが
私の英語の授業は中３各クラスとも
スケジュールに組み込んでもらえました。
本当に最後の授業です。
外部校に行く生徒とは一生会わないかもしれませんが
中高一貫なので多くの生徒とは来年度も顔を合わせ
数名は高校で教える可能性もあります。
皆に共通して伝えられるのはどんな言葉かなと
この前から考えていますが、なかなか浮かびません。
＊ ＊ ＊
言葉もserendipityなのでしょうか。
一番大事な言葉は
その時にならないと見つからないようです。
四ツ分 祥子（よつわけ しょうこ）
駿台学園 英語科常勤講師
塾講師5年、私立高校にて非常勤講師2年を経験。2011年度から新天地で常勤講師として勤務。
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