2011.10.04
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東北物産展大成功!

学校法人山陽学園 山陽女子中学・高等学校広報室長 野村 泰介

7月・8月と2回にわたって「岡山からできる支援活動」というタイトルで執筆させていただきましたが、あのときの締めくくりの言葉通り、「大成功!」というご報告をすることができました。

 

9月14日から地元デパートで、山陽女子高校生徒と東北の生徒が選んだ「オススメ食品」を販売する物産展が始まりました。初日は平日ということもあり、それほどお客さんは多くなかったのですが、高校生が企画したユニークな企画ということで、多くの新聞記者やテレビカメラの取材を受けました。このことがニュースとして報道された翌日以降、信じられないほどのお客さんが詰めかけました。

 

授業の無い週末は、クラス生徒全員がシフトを組んで、店頭に立って販売応援を行ったのですが、生徒たちは「テレビみたよ!」「高校生の元気な姿をみると、東北は絶対復興できる!」といった励ましの言葉をかけられ、まずますやる気を出していました。

 

今回の目玉である、物産展の岩手県一関市の高校生が作ったブルーベリージャムですが、夏休み返上で、なんとか200個製造していただきました。数が少ないので、1日あたりの販売個数を制限しました。不十分な環境の中、一関の高校生の努力の結晶であるジャム、なんとか完売したいものです。その売れ行きは・・・

 

1日の限定個数、順調に売り切りました。最終日には開店後15分で完売。その後もジャムを求めるお客様が多数こられ、売り切れのお詫びの繰り返しとなりました。頭を下げながら、ジャムの人気の高さを改めて感じました。

 

震災から半年、とかく他人に無関心だと言われる岡山の人を相手に、どれだけ支援活動に協力してもらえるか不安な面もありましたが、今回の企画を通じて、被災地から離れた岡山でも支援はできるということを実感しました。

 

さて、岡山からの支援活動はこれが終わりではありません。今回の成功を新たなスタートとして、引き続き、高校生だからこそできることを実行させていきたいです。

野村 泰介(のむら たいすけ)

学校法人山陽学園 山陽女子中学・高等学校広報室長
今年創立125年の女子校の広報を担当しています。岡山市内唯一の女子校として、その特色をアピールできればと思います。

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