2011.05.09
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日韓児童の相互訪問で感じたこと

河内長野市立美加の台小学校 指導教諭 梅田 昌二

  
韓国児童のコミュニケーション能力に驚く

2003年1月には韓国の児童89名教職員6名が当時、私の勤務していた南花台東小学校に来校されました。互いに同世代の子どもたちは言葉は通じないながらも、身振り手振りで楽しい交流の時間をもつことができました。その中で驚いたことは、韓国の児童の中に日本語の堪能な子が数人いたこと。英語でのコミュニケーションの力は、日本の子どもたちよりはるかに優れていることです。さらに、目についたのは韓国の子どもたちが積極的に話しかけてくる中で、日本の子どもたちが引いている場面が多くあったことです。明らかにコミュニケーション能力の差を言葉だけでなくその姿勢にも感じました。これは日本の子どもの特徴なのか。大事なときに自分の思いや考えを相手に伝えられない。発表できない。質問できない。こんな事で、今後益々国際化・情報化の進む世界で日本の子どもたちの未来は大丈夫なのかと感じた。日本の学校教育において、もっとグローバルなコミュニケーションの力を育てる取組みが必要だと痛感した。

韓国交流校訪問で意義深い学習

2003年7月には日本から5人の子どもたちと教職員3名保護者1名とに韓国の交流校を訪問させていただきました。残念なのは学校行事として海外の学校を訪問するには、なかなか難しい問題が日本の公立小学校にはあることです。そのため、この訪問は夏休みを利用した私事旅行ということで行いました。にもかかわらず韓国ではとても歓迎していただき、一緒に野外活動や韓国の文化財の見学をさせていただきました。日本では学べない多くのことをこの旅行に参加した子どもたちは学びました。韓国と日本との関係や逞しく生きる人々の姿勢。学習意欲の高さなどを目の当たりにして、自分たちも頑張ろうという思いを強くしてくれました。日本の公立学校でも積極的に海外に出て学習ができるようなシステムが必要な時期に来ていると感じました。

梅田 昌二(うめだ しょうじ)

河内長野市立美加の台小学校 指導教諭
10年前の2001年1月に韓国交流校を訪問、その先進性に驚嘆。以後、学校の情報化と国際化に微力ながらも悪戦苦闘の日々を継続中。

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