2010.08.27
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NZではドネイション(寄付)が日常にたくさんあります。

建築家(グローバルアーティスティック代表) 岩崎 亮平

NZでラグビーが盛んで人気がある事は周知のことですが、他にもいくつかのスポーツがあり、その中にネットボールがあります。日本ではあまり聞きなれないと思いますが、私も初めて知りました。
バスケットボールの女子用に英国で考えられたものだそうで、歴史はかなり古いそうです。昔みなさんも日本の小学校でポートボールをしたと思いますが、それに似ています。ルールはバスケットボールとは違い、ドリブルは禁止でプレイヤーの動ける範囲と役割がはっきりと決められています。そしてゴールの形はバックボードがなく、運動会の玉入れの籠のようなものです。
競技人口の多い国は、英国、オーストラリア、NZ、西インド諸島などで、日本にも最近いくつかのチームが出来ているようです。ここでは詳しく述べませんが、ネットボールの詳細等はネットで検索してみてください。


現在NZでもシーズン中で、NZとジャマイカの試合のTVのライブ中継がありました。NZの女子生徒もほとんどが学校で習うそうです。私の知り合いのイヤー9の娘さんも学校のチームでネットボールをプレーしていて、結構練習で忙しくしています。
先日ネットボールのボールを見せてもらいましたが、一見サッカーボールのようで一回り小さい感じです。主に室内で行われるのですが、かなり使い込んでいるようで傷みが激しかったですね。


こちらでは、ドネイション(寄付)というのが何かに付け多いです。
たとえば週末になると大きなショッピングセンターの出入り口付近に屋台を出して、こどもたちがホットドックを売ります(写真)。この日は買い物をしてから立ち寄ったので残念ながら終わっていて誰もいませんでした。本当なら親か先生たちと一緒に声を上げているのですが・・・
ホットドックとは言うものの、食パンを二つ折りにして焼いたソーセージをはさみ、ケチャップをつけた簡単なものですが、味のほうはなかなかおいしかったですね。一つ1ドル50セントで、これがドネイションになり学校で備品を買うとのこと。
写真ではメガストアーという日本でいうホームセンターの出口付近に設置されていました。2階建てでそれはもう気が遠くなるほどの広さで、商品を選ぶにも時間がかかってしまいます。

またある学校では、普段は制服を着ていますが、1年に1日だけ私服で学校に来てよい日があります。そのかわり2ドルを学校に支払い、やはり備品を買います。先生はどうなのか知りませんが、仮装をしてくればおもしろいかもしれませんね。
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岩崎 亮平(いわさき りょうへい)

建築家(グローバルアーティスティック代表)
建築設計の仕事が本業ですが、「こども建築ワークショップ」を主宰し、学校へ出前授業を行っています。子どもに関わること全てが私のライフワークです。子どもは人類の宝者ですから。

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