2010.06.22
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あなたにもドイツ行きのチャンスが!≪日独青少年指導者セミナー(2)≫

独立行政法人国立青少年教育振興機構 教育事業部 企画課長 松村 純子

 今回も、前回に引き続き「日独青少年指導者セミナー」の話しです。今回は、ドイツ派遣参加者募集とホームスティの魅力について、書きたいと思います。
 
 ドイツ人との研修テーマに沿ったディスカッションやホームスティを伴う「日独交流事業」は、文部科学省とドイツ連邦共和国家庭・高齢者・女性・青少年省が主催しているものです。私の勤務する施設は、「独立行政法人国立青少年教育機構」に属しますが、機構本部の国際・研修支援課では、文部科学省から、この事業を委託され、実施しています。
 ドイツから日本への招聘・日本からドイツへの派遣と相互交流が39年間も続いてる歴史ある事業です。

 平成22年度の日独青少年指導者セミナーの派遣事業は、11月14日~25日の15日間です。
 ~生きる力を育む~という共通テーマのもと各グループの研修テーマは、
 A1:低年齢児童の支援制度と方法。
 A2:困難を抱える青少年の社会性を育むための支援。
で、今回来日した団員と交流する機会もあります。
 応募資格は、日本の国籍を有し、テーマに携わる青少年教育指導者で指導実績のある方となっています。それぞれのテーマに興味のある方は、詳細をhttp://www.niye.go.jp/jigyo/annai.php から入手してください。
 その他にも、日独勤労青年交流・日独学生リーダー交流の派遣事業もありますので、是非お知り合いの方に紹介ください。
 参加金も約10万円と驚く程の安さです。いずれの事業も、語学能力は問いませんので、日本とドイツの教育に対する共通点・相違点を肌で感じる絶好の機会です。

 また、この研修の魅力の一つは、ホームスティです。個人旅行で何度も日本を訪れたことがあるというドイツ団員もいましたが、普通の旅行では、なかなかホームスティは、できません。
 先日来所したドイツ団の団員にとってもホームスティプログラムは、大変楽しみだったようです。団体の中の一人としてではなく、マンツーマンで接して貰えることは、とても嬉しいものです。日本の家族の中に入り、日本の文化を肌で感じることは、まさしく異文化理解です。
 反対にドイツの家庭に入り、ドイツの文化を感じることができるこの事業は、日本人にとっても大きな魅力となるでしょう。
 こんな感動をあなたも体験するチャンスです。あなたも是非、このチャンスを生かして見ませんか。

 写真は、ホームステイ中のドイツ団の皆さんです。
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松村 純子(まつむら じゅんこ)

独立行政法人国立青少年教育振興機構 教育事業部 企画課長
元小学校の教師です。勤務地の異動に伴いしばらくお休みをしておりましたが、2年半ぶりの再登場です。「青少年の体験活動の重要性」を発信したいと思います。




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