2010.02.17
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空から岡山を見てみよう

学校法人山陽学園 山陽女子中学・高等学校広報室長 野村 泰介

「空から日本を見てみよう」というテレビ番組が好きです。いつか自分の地元の岡山の回も放送されないかな?と思っています。しかし、首都圏を中心とした構成なので難しいでしょう。

思い立ったがすぐ行動!それが私のモットー。自分が空に上がればいいのです!
地元のケーブルテレビへの投稿も兼ねて、岡山市内の空撮映像を撮ることにしました。
職場の上司がモーターグライダーのライセンス保持者であったのを思い出し、相談。上司の飛行教官の方のご好意で同乗させていだだくことになったのです。

岡山市の南部にある岡南(こうなん)飛行場。ここからモーターグライダーが飛び立ちます。モーターグライダーとは動力(エンジン)を持ったグライダーで、離発着の際はプロペラを使い、上昇気流に乗って高度を上げるというものです。コックピットは2人乗りでかなり狭くなっています。まさに自分が空を飛んでいる感じ。

ハイビジョンビデオカメラ片手に副操縦席に座り、フライト開始!パイロットはこの道40年の大ベテランの方で安心です。

離陸から約1分、岡山市内の街の様子が一望できるほどに高度があがりました。自宅や学校、岡山市内中心部にある後楽園、岡山城などを空から眺めました。地歴教員としての興味は、岡山平野における都市利用の目視です。幅員の広い道路の周囲にどのように街が形成されているか、市郊外への住宅地スプロールの様子など、地図上の現象を直接確認することができました。

約25分のフライトで市内中心部を一望することができました。この日は快晴で風もほとんどなく、穏やかに飛ぶことができたのですが、初体験の私にとっては緊張しっぱなし。カメラを持っていたから恐怖心がやわらいだものの(私はカメラを持つと急に度胸がつくのです。職業病?)、無事グライダーを降りたときには体中痛かったです・・・。

今回撮った映像は、ケーブルテレビの番組で紹介すると共に、地理の授業などでも活用していきたいと考えています。

何でも体験!これからも色々なことにチャレンジしていきたいと思います。
File1.jpgFile2.jpg

野村 泰介(のむら たいすけ)

学校法人山陽学園 山陽女子中学・高等学校広報室長
今年創立125年の女子校の広報を担当しています。岡山市内唯一の女子校として、その特色をアピールできればと思います。

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