2009.02.23
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

屏東教育大学附設実験国民小学校へ行ってきました。

明石市立王子小学校 主幹教諭 原田 幸俊

2月11日~14日までの3泊4日の日程で屏東教育大学附設実験国民小学校を訪問してきました。屏東教育大学と兵庫教育大学が姉妹校協定を結んでいる縁での2校間の交流推進が目的での訪問でした。先方は昨年6月に本校を訪問されていますので、久しぶりの再会となりました。

 11日(水)には、保護者が開いているトンボ玉の工房兼ギャラリーを視察しました。地元の伝統工芸であり、日本のものとはまた味わいの違うものでした。小学校の子どもたちも実際に学習の一貫で見学に来るとのことでした。

 そのあと、小学校の先生方との情報交換会を行い、台湾の教育事情について大変興味深いお話を聞くことが出来ました。交換会の後、まだ話したらず午後9時を回っていたのですが,PTA会長さんが経営されている野外海鮮料理のお店に場所を移し、スイカジュース(ノンアルコールの会)を飲みながら保護者の視点からもお話を聞くことが出来ました。会が終わったのは時計を見ると午後11時を回っていました。この間多くの先生方とご一緒したのですが・・翌日は台湾の小学校の新学期の始業式なので・・本当に忙しい中での対応に感謝、感謝でした。しかし、私たちも飛行機に乗るために午前4時起きでしたし、時差が+1時間でしたので、実に長い間起きていたことになります。さすがにその日は朝までぐっすりでした・・・

 翌12日(木)は始業式から参加をさせていただきました。空中ごまクラブのパホーマンスやリズム体操クラブのパホーマンスをまじえての大歓迎でした。その後授業参観や施設見学の後、給食をおいしくいただきました。時間割を見ると40分授業で8時間目まである日があるようです。また、英語は3年生からでしたし、学校は決して新しくはないのですがとても施設が充実していました。韓国の小学校の時も思いましたが、日本の学校も見習うべきところがたくさんあるように思いました。

 13日(金)は、子どもたちに台湾の人々の暮らしや文化を紹介する教材をつくりたかったので素材集めのため高雄の町に出ました。当日は30℃を越える暑さに少々バテましたが、日本のように蒸し暑くなかったので何とかがんばれました。いっぱい写真をとって帰ってくることが出来ました。がんばって教材化したいと思っています。

 14日(土)は、帰国なので飛行機までの時間が迫る中、1時間しか時間がとれませんでしたが、故宮博物院を駆け足で見学することが出来ました。これも中国の歴史がよくわかる品々が展示されていて今度はもっとゆっくり見学をして見たかったです。
 おまけですが、関空に降り立ったときカッターシャツ1枚の私は震え上がってしまいました。

 国内の学校を見学するのとは違った刺激と暖かい人々の心に触れた4日間でした。
s_taiwannCIMG4427.jpgs_taiwannCIMG4443.jpgs_taiwannCIMG4467.jpg

原田 幸俊(はらだ ゆきとし)

明石市立王子小学校 主幹教諭
小学校の低学年の教育に関心があり、細々と研究を続けています。特に生活科や幼少の連携について興味があります。韓国の教育についても低学年教育はいろいろ共通点が多く興味を持っています。

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop