2009.02.24
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名古屋弁の勉強?

(株)グリーンメイト・塾講師 坂本 真由美

最近、小学生クラスの国語で「方言とアクセント」の
授業をしました。
その前の導入として生徒達に
通常の宿題の他に「みんなが知っている名古屋弁を書いてきてね!」と
1つ余分に宿題?を出していました。
もちろん「パソコンする子はインターネットで調べてもいいし、
お父さん、お母さんに聞いてもいいし、
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんに聞いてもいいんだよ~。」と
言ってありました。

名古屋弁は「みゃあみゃあ」「にゃあにゃあ」言っていると
思われがちですが、
「違います!」と断言出来ない言葉も多々あります。

私は“生粋の名古屋人”なので、モロに名古屋弁を
話しているという自覚はあり(・_ゞ)!

生徒が見つけてきた名古屋弁をいくつか紹介しますね!
・けった→ 自転車
・えらい→ 疲れた
・ドベ→ (順位が)最後
・まわし→ 仕度 
(例:食事のまわしをする。)
・机をつる→ 机を運ぶ
(例:学校で、掃除の時間に
「はよ机、つって~」等と使います。)
☆ちなみに隣の市では「机を、づる」と言います。

・放課→ 休み時間
(1時間目・2時間目の休憩時間でも放課と言います。)
・ほかる→ 捨てる

一部を紹介してみました♪

私が担当している2クラス共、
名古屋弁で授業は大盛り上がりました(*∂_∂*)
私自身いつも楽しく授業をしていますが、
この授業は本当に楽しかったぁ~~~!

それと同時に新たな発見もありました。
表記が同じでアクセントの違う言葉は
(二時―虹、橋―箸(端) など)
授業中に
「5分間、目一杯、脳みそ君を働かせて
出来る限り見つけてみよう!」と試みました。

これで必ずしも
「テストの点数がいい子=多くの言葉を見つけられる子」
という結果には、ならなかった事が
不思議でもあり、
「子供達の脳みそ君は、大人が思っている以上の
可能性を持っているんだな~」と新たな発見でした。

ちなみに生徒達が考えた言葉は・・・
・席 ― 咳
・針 ― 張り
・傘 ― 嵩
・紙 ― 神
・服 ― 拭く
・立つ ― 辰
 
などです♪(生徒達とは、もちろん口頭で授業をするので
私自身は解りますが、この紙面上に書く上で伝え易い様に
漢字表記しました。)

小さい日本なのに、いろんな方言があって
面白いな~♪と改めて
生徒達との会話の中で、思いました。

そして、思い返せば我が家も“通訳が要る時期”が
あったな~と。

主人は九州出身!
私が九州に初めて行った時、主人の両親と話す時
解らない言葉が多すぎて主人が「通訳」してくれました。
それから今に至るまで、1~2週間に1度は
電話をしているので、私自身「話せなくても
リスニングはOK♪」になりました。

未だに「お義母さん・・・
ちょー、早口過ぎるで
よう分からんかった。もっぺん言ってくれん?」
(訳:お義母さん、ちょっと早口すぎるから
よく分からなかった。もう1回言ってくれる?)
と言う事もあります(゚-゚;)

九州の両親も名古屋弁のリスニングは
OKになったようです♪(笑)

坂本 真由美(さかもと まゆみ)

(株)グリーンメイト・塾講師
19才・18才ふたりの娘を持つ“ママ講師”です。私自身「ほんわか子育て」をしてきました。子育て経験や講師としての経験を活かし、私なりにメッセージを書けたらいいなと思っています。

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