2009.02.12
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サイエンスママとサイエンスパパ

横浜サイエンスフロンティア高校 生徒支援センター主任 植草 透公

いよいよ神奈川県公立高等学校の前期選抜が1月27日から始まりました。横浜サイエンスフロンティア高校は倍率5.21倍、神奈川県では最高の倍率となり、YSFHに寄せる期待の高さを痛感しました。


当日、朝のTV番組で(数分間ですが!)全国生中継され、さらに昼、午後、夕方のニュース番組の中でも取り上げられたため、多くの方々にYSFHのことを知ってもらうことができました。恐らく今後も、マスコミ等に取り上げられる機会が増えていくでしょう。


YSFHを志願している生徒のみなさんが勉強熱心で科学好きであることは誰でも想像できますが、それにもまして、保護者のみなさんが教育熱心なことには驚かされます。普段からお子さんと一緒に海辺の生物を観察したり、星を見るために寒い夜に山まで出かけたりして、積極的に科学的な興味・関心を引き出すことを心がけているという話を保護者の方から聞きました。他の方々も、多かれ少なかれ、お子さんには「暗記型」の学習よりも、「観察・探究型」の学習を促すような働きかけをしているようです。


科学技術顧問の学習研究社では元祖ふろく付きマガジン「科学と学習」の大人版として、「大人の科学マガジン」を発売したところ、大ヒット。私の大好きな「テルミン」や「ピンホールカメラ」、「ガリレオの望遠鏡」などがふろくとして付いていて、組み立てることで仕組みを理解することができます。編集長さんの話では、子供のころ科学好きだった少年少女が、ちょうど今の親の世代になったのだそうです。


なんだか、YSFH には多くの「サイエンスママ」や「サイエンスパパ」が集まりそうですね!


上:準備の様子
中:検査会場(窓の外に鶴見川が見えます)
下:TV局の中継車が来ました

横浜サイエンスフロンティア高校ホームページ
http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/sidou2/koukou/sfh/
【関連記事】実践の場から:地域が取り組む教育改革
http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,10248,14,1,html
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植草 透公(うえくさ ゆきまさ)

横浜サイエンスフロンティア高校 生徒支援センター主任
平成21年4月に開校する横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)の開設準備を担当しています。

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