2009.02.09
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研究発表大会が終わりました。感謝!感謝!

明石市立王子小学校 主幹教諭 原田 幸俊

本校では、1月29日(木)と30日(金)の両日平成20年度の研究発表会が実施されました。参観者は昨年度より少なかったのですが延べで1100名程度の参加をいただきました。本校の立地から考えたとき、交通の便が悪いにもかかわらずご参加いただき感謝、感謝です。

 1日目の午前は,英語学習をはじめ、各教科の公開授業に続き、梶田学長の「新学習指導要領と確かな授業」と題した講演が行われました。午後からは,英語学習の分科会と「確かな学力と豊かな心を育成する個に応じた指導のあり方」をテーマにパネルディスカッションが行われた後、引き続き「特別支援教育の視点から教育の原点を考える」と題した小田豊氏による講演が行われました。

 2日目の午前中は,公開授業18本,午後からは,分科会と横浜国立大学教育人間科学部高橋勝教授の「子どもの自己形成空間を再構築する-関係が支える子どもの学び-」と題した講演が行われました。どの分科会でも白熱した議論が展開され,本校の研究に様々な角度から意見をいただくことができ,有意義な研究発表会となりました。

 先生方は、この日のために本当に夜寝るのも惜しんで準備を進めていたのは言うまでもありません。先生方の努力には頭が下がります。体をこわさないでほしいと思うばかりでした。この研究会が成功したのは、先生方のこのような努力があったのはもちろんなのですが、忘れてはいけないことがあるのです。

 それは、PTAを中心にした研究発表会ボランティアスタッフの存在です。研究会の1ヶ月以上前から綿密なマニュアルを作成し、一人ひとりの動きまでシュミレーションした上で当日を迎えてくださいました。
 
 こちらが気がつかないきめ細かな配慮で毎年参観者を迎えてくださいます。また、日頃教育実習できている学生たちも学生ボランティアとして保護者とともに支えてくれました。二日間で延べ200名余りのスタッフです。この人たちの支えがなければ研究発表会は開催できないといっても言い過ぎではないと思います。本当に感謝です。

 なにかを行おうとするとき、表の舞台を支える縁の下の力持ち的な見えないところで支える方々のことを忘れてはいけないなと思う今日この頃です。

原田 幸俊(はらだ ゆきとし)

明石市立王子小学校 主幹教諭
小学校の低学年の教育に関心があり、細々と研究を続けています。特に生活科や幼少の連携について興味があります。韓国の教育についても低学年教育はいろいろ共通点が多く興味を持っています。

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