2009.01.01
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Open your books to page six.

横浜サイエンスフロンティア高校 生徒支援センター主任 植草 透公

2009年、元旦
今年もよろしくお願いいたします!

さて、今年はいよいよYSFH開校の年です。
これまでのところ、開校準備は順調ですが、これから入学者選抜、合格発表、開校式、入学式などがあることを考えると、気を抜くわけにはいきません。常に初心を忘れず、Starting from scratch!ゼロから出発するつもりで頑張っていきたいと思います。

ということで、

今年の最初は、私の本業(英語)の話です。
私が初めて習った英語は”I open my book to page six.”でした。私は嬉しくて、この英語を繰り返し言いながら家に帰ったのを覚えています。実は、今でも私は、なかなか覚えられない単語を言いながら帰るのですが、電車の中で何か「ブツブツ」言っている中年のオジサンは、さぞかし奇妙でしょうね!

YSFHには英語の学習用教室として、CALL教室が4室、プレゼンテーションスタジオが2室あります。

CALL教室の「CALL」とは、Computer Assisted Language Learningの略で、「コンピュータ支援外国語学習」を意味します。画像・音声・文字データを組み合わせたマルチメディア語学教材を扱うことができるので、まるでその国にいるかのような臨場感あふれる学習が行えます。さらに、インターネットを利用することができるので、世界中の情報を教材にして学ぶことも可能です。自分の発音をグラフ化して分析しながら練習することもできます。

プレゼンテーションスタジオは、プロジェクターを使って発表したり、ディスカッションしたりするために設計されています。英語を話すためには、雰囲気はとても重要です。話し手と聞き手がインターラクティブに活動するためには、互いの位置や距離、部屋の広さなど多くの要素を検討し、整えることが必要で、YSFHのプレゼンテーションスタジオは正に、理想の英語学習空間です。

この恵まれた環境で英語を学べることは本当に幸せだと思います。しかし、語学修得への道はいつの時代も厳しく、時には辛いものです。科学技術によってどんなに便利な世の中になっても、いつまでも変わらないこともあるのです。YSFHの生徒には是非、環境に甘えないで自己努力することも、忘れないでほしいと思います。

言うまでもなく、私の授業での第一声はいつも、”Hello! Open your books to page ~.” です!

上:CALL教室
中:プレゼンテーションスタジオ
下:The Bridge of Knowledge(知恵の架け橋)
s-call.jpgs-presen.jpgs-watari.jpg

植草 透公(うえくさ ゆきまさ)

横浜サイエンスフロンティア高校 生徒支援センター主任
平成21年4月に開校する横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)の開設準備を担当しています。

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