2008.12.16
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保護者との懇談会で・・・

(株)グリーンメイト・塾講師 坂本 真由美

2週間に渡って、中学生・小学生の保護者との個人懇談がありました。
私の勤めている塾では年に3回、懇談をしています。
入社当時に比べ、随分慣れました。
小中学生のお母様方は多分、私と同年代で話が弾む事も度々あります。私も2人の娘の子育てをしてきたので、気持ちがよく解ります。

ただ・・・中には、子供が可愛いあまりに学校への不満や無茶苦茶な事を言われる方もみえます。
そういう保護者に対し「理解に苦しむ~(゚-゚;)!」事も多々あります。まずは「じっくり話を聴く」よう、心掛けています。
1人当たり30分なので、時間が足らず後が詰まっていなければ、時間の限り話を聴いています。
時には「お悩み相談室状態」になる事もあります。
お母様方は悩みも多いと痛感しています。
「先生に話して良かったです。」と言われるとホッとして、
「温かくお子様(○○ちゃん)を見守って下さいね・・・大丈夫ですよ・・・」
なんて偉そうに言ってしまう時も!

たとえば、我が子に
「このままだと落ちこぼれて、受験に合格しないよ」
と叱咤激励する保護者の方もいると思います。
しかし実際、その子の今の状態や気持ちをよく把握していないと、逆効果になることもあるはず。

もしかしたら、その子は勉強を相当頑張っていて、成績も上向きになっているとしたら、
「お母さんが、自分の頑張りを認めてくれない」
と落ち込むことでしょう。

そんな時、私は保護者の方に「まず誉めてあげて下さいね」と助言することにしています。
そして「○○だと、△△できないよ!」ではなく
「○○すると、△△も出来ると思うよ! 大丈夫!」という話し方をすると、子供はヤル気になるのだということも。

子供がヤル気になる方法は、多種多様だと思いますが
「その時出来た事を誉め、その子の“個を認める事”が大事!」
だと思います。
「のほほん育児」をしてきた中、
来春高校を卒業する次女が、
最近私が思っていた以上の事を成し遂げて(私は娘に“大丈夫だよ・・・頑張ってるもんね・・・”と応援団長に?徹しただけでしたが!笑~!)

穏やかに見守り、子供の個性を尊重する事の大切さを知りました。

坂本 真由美(さかもと まゆみ)

(株)グリーンメイト・塾講師
19才・18才ふたりの娘を持つ“ママ講師”です。私自身「ほんわか子育て」をしてきました。子育て経験や講師としての経験を活かし、私なりにメッセージを書けたらいいなと思っています。

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