2008.11.03
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国際シンポジュウムに参加しました。

明石市立王子小学校 主幹教諭 原田 幸俊

26日の日曜日に神戸にあります松方ホールというところで、国際シンポジュウムがありました。兵庫教育大学の30周年記念行事の一貫で「教員リカレント教育の新たな可能性を求めて-大学院における実践事例の国際比較-」と題するもので日本、韓国、中国、アメリカの教育系の大学関係者が集まっての会議です。タイトルを見ると少し難しそうなのですが、簡単に言えば現職の先生方の再教育というか力量アップのために大学院教育の役割みたいなところで各国の取り組みや実際の大学院でのリカレント教育の経験者が各国の取り組みの報告をしたりディスカッションを行いました。それぞれの国の様子を知ることが出来ましたし、どの国の先生方も力量をアップしたい授業実践力をつけたいという思いで再び大学院での研究や理論の習得に励まれているのだなということがわかりました。

 と、こんな感じでフロアーで聞くことが出来れば良かったのですが、どこでどうなったのか第2部午後の部<未来を語る>では、韓国の先生方や文科省の視学官の先生方の横で壇上にいる私がいました。逐次通訳なので日本語で良かったので何とか2時間を過ごせました。ある意味先に書きましたようにいろいろな立場の方のお話しをお聞きしたりディスカッションできたのは良かったと思います。打ち合わせや終了後のレセプションなどでも普段お話しが出来なかった方と直接お話しを出来る機会がもてたことも収穫でした。

 自分自身は、アジアの教育にすごく興味がありますので、その意味でも良い機会をいただいたと思っています。こんな機会はめったにないかもしれませんが、私たち教師は、いろいろな研究会や研修会に出かけていくことで井の中の蛙で力量アップしようとしているところから、また違った視点の世界が開けると思います。私はそんな場では、積極的に発言することにしています。少し勇気がいりますが、聞いているだけでは受け身です。1歩前に出て、参加していくことが大切なのかなと思います。

原田 幸俊(はらだ ゆきとし)

明石市立王子小学校 主幹教諭
小学校の低学年の教育に関心があり、細々と研究を続けています。特に生活科や幼少の連携について興味があります。韓国の教育についても低学年教育はいろいろ共通点が多く興味を持っています。

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