2008.08.29
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「はかない」なりに~元実習生のひとりごと

津田塾大学 国際関係学科4年 おおうみ のぼる

変な天気が続いていますが
皆様お変わりありませんでしょうか。
塾では、生徒も講師もdown続出です。
そんな中、私は相変わらず元気百倍です。
先生がへこたれていては、生徒に顔向けできません。

★ ★ ★

『何があってもへこたれないぞ』
あんなに身構えていた教育実習があっという間に終わり
早2ヶ月半が経ちました。
先日、生徒にもらった色紙を引っ張り出したら
一人ひとりの顔が鮮明に思い出せました。
たった3週間の出来事なのに
「必死に生徒と関わろうとしていたんだなぁ」
と、しみじみ。

★ ★ ★

心のどこかで思っていたことがあります。

実習生とは、はかないものである。
実習生にとって
受け持った生徒は最初で最後の「生徒」である。
一方、生徒にとっては「毎年どこからかやってくる先生の卵」にすぎない。

ということです。
しかし色紙を読み返すと『先生“は”面白かった』というフレーズをあちこちに見つけました。
今更、ちょっと感激。
はかないなりに、私にできることを残してこれたのかな。

おおうみ のぼる(おおうみ のぼる)

津田塾大学 国際関係学科4年
2005年4月、自転車サークル「なかよしさいくる」に入会。同年6月、文芸サークル「無知の知」を創設、現会長。 書くことに自分勝手な塾講師。

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