2008.06.20
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ただの学生に戻ります。

津田塾大学 国際関係学科4年 おおうみ のぼる

実習を終えた瞬間は、何でもなかったのですが
のんびりとした平日を迎えたとたんに
「もうあの子たちを教えることはないんだな」
と実感。
なんて残念な月曜日でしょう。

★ ★ ★

実習期間に注意されたことは、話し方です。
特に、英語の授業は発言をする機会が多く、とかく「おしゃべり」が起こりやすい、と言われました。
だから授業中には、先生は“先生らしい話し方”をせよと。
なるほど、確かに英語とは、会話練習や発音練習をして耳から覚える作業をするものです。

★ ★ ★

ところで、久々に塾へ行ってみると、怪しい発音が聞こえてきました。
以下は本日のやり取り。

わたし「ここ、間違ってるよ」
生徒A「ん、ああ、こうじゃなくて、ドンか」
わたし「…………なんだって??」
生徒A「ドン」
“done”と書いて“ダン”と読みます。

★ ★ ★

発音はできなくてもテストは採れます。
テストが採れれば“進学校”に通う“優等生”になれるかもしれません。
しかし、実際に英語を使うことはできないままです。
いつか社会に出て、自分の英語が通用しないことに気付いたら、どんなに大きな衝撃を受けるでしょうか。

そんな状況は避けたいと切に願いながら、教える立場の人間として、少し発音練習も取り込んでみることにします。

おおうみ のぼる(おおうみ のぼる)

津田塾大学 国際関係学科4年
2005年4月、自転車サークル「なかよしさいくる」に入会。同年6月、文芸サークル「無知の知」を創設、現会長。 書くことに自分勝手な塾講師。

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