2008.06.16
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教員免許更新制度

明石市立王子小学校 主幹教諭 原田 幸俊

先般ある研修会で文部科学省の教職員課長のお話を拝聴する機会を得ました。内容は教員免許更新制度についての説明でした。最近、これに関する説明会がいろいろなところで行われていることは、聞いていたが直接聞くとまさに現実味を帯びてきました。

紆余曲折はあったにせよ。教員が一度もらった免許にあぐらをかくのではなく運転免許証のように新しい知識や力量アップのの為の情報を得る機会になるものと捉えることができます。確かにこんな制度が導入されなくても大多数の先生方は、自己研鑽に励み、力量アップを図っています。また、教職員大学院など自ら自己研鑽の道を探っている先生も沢山おられます。自分自身もいろいろな研究会にも入って指導法の研究をしたり、それでも自分の力量不足を感じ、大学院にも行きました。それでも、日々研修を積む必要があるのが教員の世界だと思います。

ともあれ、直接更新制の話を聞くことで、自分もあと何年後かななんて思ってしまいました。更新を忘れると、失効してしまいます。運転免許証と同じなのですね。来年度から、実際に更新講習をはじめないといけない方がいるようです。それも今のところ自己負担・・・・・当たり前なのですが。こんなことを我々教員はみんな知っておく必要があると痛感しましたし、自分の意識の低さにも反省しきりの研修会でした。

また、今年は、予備講習なるものが実施されます。結構沢山の大学で行われるので、参加資格がある方は自己研鑽の意味でも参加されたらいかがでしょうか?余談ですが、予備講習も本講習と同じように免許更新のための単位に換算されるようです。

原田 幸俊(はらだ ゆきとし)

明石市立王子小学校 主幹教諭
小学校の低学年の教育に関心があり、細々と研究を続けています。特に生活科や幼少の連携について興味があります。韓国の教育についても低学年教育はいろいろ共通点が多く興味を持っています。

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