文章を書くのはやっぱり愉しい
どうも、今村です。
文章を書く、ということが面白く感じられるようになったのはいつのことだったかな、と振り返ると、おそらくは高校3年生の頃に遡るのではないかと思います。
東京学芸大学附属大泉小学校 教諭 今村 行
大学推薦入試の小論文の練習で、テーマに即して文章を書いては、国語の先生に添削をしてもらっていました。
びっしりと朱筆を入れてもらって返されて、それを読んでまた書き直して、また見てもらって、ということを繰り返して、その先生と文章のことについて時々話したりなんかもして。
そういう時間がすごく面白かったのを覚えています。
学校の教員となって、「学級通信」なるものを自分も書いてみるか、と思った時にタイトルをつけるのも面倒くさかったのか、「どうも、今村です」という書き出しから、教室で思ったことをつらつらと書いて出すようになりました。
飾り気もなにもない、A4用紙一枚にWordの初期設定の10.5ポイントの文字だけがびっしり書き込まれたものでした。
子ども向け、あるいは保護者向けのメッセージというよりは、ずいぶんと自省的、内省的な内容であったと思いますが、それを面白がってくださる方々にも支えていただいて、書き続けることができました。
また「教育つれづれ日誌」を書く機会をいただき、文章を書き続けることができました。
記事にして50本以上、総文字数にして10万字を超える文章を書いていたようで、自分でもびっくりしています。
この度、「教育つれづれ日誌」での「連載」は一区切りとなりました。
これまで、私の文章を読み、面白がったり、考えるきっかけにしてくださった皆様に心からありがとうございますとお伝えしたいです。
やっぱり文章を書くことが愉しくて、好きなんだと思います。
また折に触れてこちらに文章を寄せたり、他の媒体などでも書き続けたりしていきたいと思っています。
そして、今教室で共に過ごし、ひらがなも習い終えて文章を書くという面白さに踏み出した1年生の子どもたち。
彼らの書く喜びを何よりも奪わないこと、そして書くって愉しいともっと思ってもらえるように、私も努めてまいります。
ありがとうございました!

今村 行(いまむら すすむ)
東京学芸大学附属大泉小学校 教諭
東京都板橋区立紅梅小学校で5年勤めた後、
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