2024.01.17
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手書きの魅力を見直す体験授業「書くって大切なこと」プロジェクト 日文教プロジェクト紹介vol.3 パイロット

一人一台タブレットが配られ、手書きとともにタイピングを学ぶ今だからこそ、「手書き」の大切さを体感してもらえるプログラムをご紹介します。小学校の全学年を対象に、1時間授業(45分間)から、全国どこでも実施できます。授業用教材一式も含め、無料で提供されるので、負担なく取り入れることができます。

ICT化の時代にも忘れたくない「書くこと」の大切さ

全国の小学1~6年生に無料で実施

小学校では1年生から鉛筆でひらがなを練習しますが、ここ数年では、教育ICT化でタブレットが支給され、タイピングも同時に練習するようになりました。

今だからこそ、改めて子どもたちに「書く」ことの大切さを教えたい――

そんな思いから、学校で従来あまり触れることのなかった「書くことの意味と大切さ」について、これから文字を習う小学1年生から6年生までの児童を対象に伝える授業です。

【書くことって大切なことプロジェクトのポイント】

◇ 「書く」ことそのものを体系化した初の教材

様々なデバイスを活用しなければならない現代の小学生たちに、忘れてほしくない「手書き」の良さ、そして様々な筆記用具の活用方法を解説した、日本でほぼ初めての教材です。

◇ 授業用教材一式を全て「無料」で提供します

教師がすぐに授業できる指導用スライドと、対応したワークシート、教師用指導案をセットで、メールにてお届けいたします。教材は全て無料です。

◇ 教育ICT化に対応した、デジタル教材です

デジタル教材をお届けするのと同時に、「書く」ことをテーマとしたワークシートをご用意しています。

◇ 1時間授業で取り組みやすい内容です

1時間授業(45分間)で行える内容になっています。余裕を持って進める場合は2時間授業でも可能です。

学期末で時間に余裕がある時など、取り入れやすいボリュームと内容になっています。

【実際の授業風景】

京都教育大学附属桃山小学校 6年生の授業の様子をご共有いただきました。

  • 「書くこと」は「タイピング」と比べて何に優れているのかな?
  • 「手書き」と「タイピング」、それぞれどんな時に便利かな?
  • 鉛筆・シャープペンシル・ボールペン――どのように使い分けたらいいのだろう?

など、様々な疑問を体験しながら学んでいきました。

消せる筆記具「フリクション」やその蛍光ペンが回され、アンダーラインを引く児童たち。

「蛍光ペンも消えるんだ!」と驚きの声が上がりました。

本プロジェクトでは、授業実践を希望する小学校・学童・フリースクールなどを募集しております。奮ってお申込みください。


【プロジェクト概要】
  • 対象学年
    小学校1~6年生
  • 対象教科・時数
    国語、総合的な学習の時間、学級活動 / 1~2時間授業
  • 対象地域
    全国
  • 対象学校
    全国の国公私立小学校、学童、フリースクール、学習塾、放課後等デイサービスなど(それ以外の団体様もご相談に応じます)
  • 教材
    1.教師指導用スライド(パワーポイント)
    2.児童用ワークシート(PDF)
    3.教師指導案(PDF)
    4.実践用教材
    【児童用】消せるボールペン「フリクションボールノック」を各1本
    【教員用】消せる蛍光ペン「フリクションライト6色セット」
  • 授業実践可能時期
    2023年4月~2024年3月

文・画像:日本文化教育推進機構

※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。

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