2024.01.31
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共生社会の実現に向けた障がい者理解教材

障がいの有無に関わらず、すべての人が自分らしく活躍できる社会を作っていくことの大切さについて、子どもたちに、考えるきっかけを提供できればという思いから制作した教材です。リクルートが実施する、障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指す「パラリング」の活動の一つとして、障がい者理解を目的とした教材を無償で提供しています。

1.パラスポーツVR動画編・パラアスリートの生き方編

子どもたちが親しみやすい題材で、障がいについて考えるきっかけを提供

小学校3~6年生、中学校1~3年生向け

  • 映像教材

共生社会や心のバリアフリーについて学ぶ導入教材として、子供たちの関心を高めるために使っていただくことができる教材となっています。障がい者との交流・共同学習の事前事後学習として学びを深めるために活用いただくこともできます。

  • 時間
    2コマ分(1コマのみの実施、1コマずつ別日程での実施も可。)
  • 関連教科
    総合的な学習の時間、道徳、特別活動、社会(公民)
  • 提供教材
    スライド教材、映像教材、児童生徒用ワークシート、教師用指導案、教師用参考動画
  • 内容
    ①パラスポーツVR動画編
    ・様々なパラスポーツを知り、アスリート目線の動画による疑似体験をすることでパラスポーツをより身近に感じてもらい、子どもたちの興味・関心を喚起します。
     ※一人一台の端末を利用し、各自が動画を視聴することを想定しています。
    ・パラスポーツのルールや器具の工夫に関するクイズを通じて、障がいや違いについても同様に様々な工夫によって乗り越えられることを学びます。
    ②パラアスリートの生き方編
    ・パラアスリートの生き方に焦点を置き、普段の生活としての通勤風景や仕事の様子などを紹介します。
    ・障がいという大きな壁を乗り越え、アスリートとしての活動と仕事の両立に挑戦し続けるパラアスリートの姿と、それを支える周囲の仲間たちのインタビューを通じ、子どもたちが今後様々な困難にぶつかっても協力をしながら壁を乗り越えていくことの大切さを学びます。
    ・グループワークも取り入れながら、障がいの有無にかかわらず、多様な人が活躍し、自分らしく生きることのできる社会への理解を深めるとともに、今からできる心のバリアフリーの姿勢を学びます。
  • 教材のポイント
    ①パラスポーツやアスリートを題材にしたコンテンツ
    子どもたちが親しみやすい題材を使って「パラスポーツVR動画編」と「パラアスリートの生き方編」の2時限分の内容で構成。1時限だけ実施したり、2時限連続で実施したり、各学校の状況に合わせてご活用いただけます。
    ②子どもたちの気づきを促す構成
    障がいというテーマに対する子供たちの関心が高められるようなクイズや映像教材を取り入れるとともに、個人ワーク・グループワークを通じて子どもたちの気づきを促す構成にしています。
  • 授業の様子

2.障がいの社会モデルを学ぼう!

障がいに対する捉え方を転換し、自分にできることを考えさせる

高校1~3年生向け(中学校1~3年生でもご活用いただけます。)

  • 映像教材

実際の障がい者の方の事例を通じ、共生社会や心のバリアフリーについて、子供たちの関心を高めるきっかけとして活用いただくことができる教材です。SDGsに関連する学習教材としても活用いただくことができます。

  • 時間
    1コマ分
  • 関連教科
    総合的な探究の時間、総合的な学習の時間、道徳、特別活動、社会(公民)
  • 提供教材
    映像教材、生徒用ワークシート、教師用指導案
  • 内容
    ①パラアスリートの日常生活から考えよう
    パラスポーツと仕事の両立に挑戦し続けるパラアスリートの方の日常生活を知り、障がいがある日常で生じる困難や障がいを困難と感じないために必要なことを考えます。
    ②「障がいの社会モデル」の考え方
    障害者権利条約や障害者基本法で基本的な考え方として採用されている「障がいの社会モデル」を学び、理解を深めます。
    ③障がいを社会モデルで捉え直してみよう
    さまざまな障がいを抱えながら働いている人の事例をもとに、「障がい」を社会モデルで捉え直し、社会全体で障がいをなくしていく姿勢を学びます。個人ワーク・グループワークを通じ、どのように障がいを解消できるか、また、自分には何ができるかを考えます。
    グループワークも取り入れながら、障がいの有無にかかわらず、多様な人が活躍し、自分らしく生きることのできる社会への理解を深めるとともに、今からできる心のバリアフリーの姿勢を学びます。
  • 教材のポイント
    ①「障がい」に対する捉え方の転換
    「障害者の権利に関する条約」等のベースとなっている「障がいの社会モデル」を学ぶことで、「障がい」に対する捉え方を転換し、子どもたちが「障がい」について考えるきっかけを提供します。
    ②子どもたちの気づきを促す構成
    障がいというテーマに対する子どもたちの関心が高められる映像教材を取り入れるとともに、個人ワーク・グループワークを通じて子どもたちの気づきを促す構成にしています。

学校へのメッセージ

映像教材、児童生徒用ワークシートのほか、先生方のご負担少なく授業を実施いただけるよう、指導案もご用意しております。子供たちが障がいについて考えるきっかけを提供できればと考えておりますので、ぜひご活用ください。

下記のお申し込みフォームより、必要事項を記入の上、お申し込みください。お申し込み後、教材データを送付させていただきます。

文・画像:株式会社リクルート サステナビリティ推進室
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
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