日本初のタブレット付の顕微鏡「ウチダ生物顕微鏡 D-EL」シリーズ

開発者コメント

今まで顕微鏡観察は、顕微鏡を覗いた一人しか映像を見ることができませんでした。先生は児童・生徒が本当にちゃんと見えているのかを知ることができず、児童・生徒は見ているものが本当に合っているのかわからない状況で、顕微鏡観察の授業は進められておりました。
今回タブレット付の顕微鏡を開発したことによって、観察している映像をタブレット上に映し出すことができるようになりました。グループ全員で同じ映像を共有することができ、ディスカッションを行うことが可能となりました。先生もちゃんと観察ができているか、間違ったものを見ていないかを一目で確認をすることが可能となりました。
またwivia3を使用することによって、グループで観察していた映像を大型TVにワイヤレスで映し出すことができ、クラス全体で共有することが可能となりました。wivia3では最大４画面まで分割をして映し出すことができますので、グループごとの映像の比較を行うことも可能です。
観察している映像を、個人からグループで共有 、そしてクラス全体で共有することができる、このタブレット付の顕微鏡は、新しい顕微鏡観察を可能とし学習効果を深めることができます。
（株式会社内田洋行　公共本部　プロダクト企画部　足利昌俊・任田真人）